4月の新学期は1年間で最大の再登校のチャンスです。これに間に合わせるためには、この2、3月が勝負です。最低でも60日かかります。(コンプリメントトレーニングは、再登校までに時間の長短はあります。)

 

最近の子どもの自信の水不足は広範囲に広がり、小学生の間にもオーバードーズが広がってきました。不登校も自信の水不足の一つであり、国の20年間の教育の結果が出ています。


ただ、自信の水不足で不登校になれる子は幸せです。家庭というひきこもる場があり、親が自信の水不足に気付いてくれることに期待しているのです。


一方で不登校になれない子もいます。その子たちは、自信の水を入れてくれるところを求めてオーバードーズや徘徊をします。
 

東京のトー横キッズや大阪のグリ下に集まる子どもたちも自信の水不足です。その自信の水を求め、仲間を求めて集まるのです。

 

そこで入れてもらえる自信の水は、汚れた自信の水です。この子たちを食い物にしようとする輩も集まってきます。

 

その汚れた水でも求めているのが今日の子どもたちの現状です。20年前の不登校とは大きく異なります。

 

親たちもこの20年間に学校教育を受けました。ですから、子どもの偏差値には昔よりも関心を持ちますが、自信の水につながる自己肯定感や自己有用感を高める大切さには気付きません。

 

そのようなことを学校教育は教えてこなかったのです。学力至上主義のようになってしまいました。


学力テストに一喜一憂し、県知事の中には学力テストの結果が悪いとヒステリックに騒ぐ方もいます。20年間の教育が良いのであれば、考える力も付いているはずです。

 

小学生の間にもオーバードーズが出ています。こんなことをしたら命も危ないことさえ考えられないのです。学力にシフトして20年間教育をしてきても「考える力」など育っていません。


一部の高学歴の子どもを育てても、その他の子どもが考える力を失っていれば、共倒れになって国力は落ちていきます。本当にこの国は国自身が壊しているのです。

 

私たち国民は、なすすべがありません。選挙で戦うにも、考える力を失っている国民は、選挙にも懐疑的です。


最も効果があるのは、皆さんの子どもさんの心のコップに自信の水を溜めて意志の力を高めてあげることです。

 

特に、このような子どもの心のコップが自信の水不足が20年前よりもひどくなっている場合は、生き方まで教えてあげないと乗り越えられないのです。

 

不登校を乗り越えても、完治させておかないと、何年か先に同じようなストレスに合うと不登校と同じパニックで処理してしまうのです。

 

学齢期を過ぎていると離職してしまいます。それでも、コンプリメントでストレスを解決処理するネットワークが作られ、コンプリメントの統合をしておくのです。こうすれば、ストレスを乗り越えていきますし、混とんとしていくこの国を自利利他の生き方で立て直すことができます。


この国を救うのは、子どもさんです。選挙よりも早くこの国を立て直すことができます。まずは、今あるところでベストを尽くすことをインプットしていくのです。


コンプリメントトレーニングは、10年前とは大きく異なっています。基礎基本は同じですが、今日の子どもたちの自信の水不足に合わせてパワーアップしています。


コンプリメントは基礎基本です。後の部分が大きな役割を果たします。まずは、シミュレーションについてです。これを適当にしている方もいるのです。

 

空欄0と言っていますが、全てにベストを尽くして取り組まないと子どもを育て直すことはできないのです。

 

 

昨年11月から不登校
トレーニング46日目
 

森田先生、昨日は電話相談ありがとうございます。先生との電話で私にも自信の水を入れてもらいました。
 

昨日、教えてもらったようにお祝いをしたところ娘が驚きすごく嬉しそうな顔をし、私もすごく嬉しかったです。
 

そして、夜にいつも通りシミュレーションをしていたところ、娘が、「1時間目も2時間目も3時間目もどうにもならない。4時間目の算数だけまだいいけど。四分の一もどうにもならない」って言ったんです。

 

今までシミュレーションしてても上の空であしらっていたのに、昨日は考えていたんです。
 

しかも算数は得意な教科で0ではないことに、学校タイムを続けているすごい力がある、どうにもならないことはママが力をつけてあげるから心配しなくていいと話しました。


それで今日はその昨日のシミュレーションのお祝いをしようと約束して仕事に行きました。
 

すると、今日は学校タイムの休み時間に自分の服の整理をしたって言ったんです。
これもこの後お祝いします。

 

こうやって娘のできたこと、したことをお祝いできて私もすごく嬉しいです。もっともっと娘の力を見つけて一緒にお祝いしたいです。


引き続きコンプリメント、共感、見守り頑張ります。空欄0を続けます。

 

 

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実例を交えて解説しており理解・実践できる内容となっております。

 

なお、コンプリメントトレーニング全体の解説ではありません。コンプリメントのみの解説です。トレーニングは、ここに支援が異なりますので、動画や本にはできません。

 

 

 

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