軽く、書いていますが、真剣にそう思っています。
特に、ここ３年ぐらいの変化がものすごいです。
５年くらい前まで、当社で採用した際のアルバイトの高校生と、現在採用している高校生と、基本的な能力にものすごい差があります。
面接時の評価、家庭環境、通っている学校などのレベルはほとんど同じです。
ちなみに、２万人以上面接をしていますので、正直なところ評価がブレることは殆どありません。
面接者数が１万人を超えた辺りから、背後霊が見えるようにもなっています。
足音でも、だいたいの性格がわかるくらいになっています。
ちなみに、占い師をやっている人と話すと、私の感覚はベテラン占い師にとても近いらしいです。
要するに、占いも統計学であるように、採用面接を極めると、最終的に人相学や手相学の統計学であると。
面接者数が増えてくると、どんどん統計学になってしまい、結局はベテラン占い師と同じような状況になると。
ベテラン占い師がなぜ良く当たるかというと、統計学的に人相学とか手相学を身につけているからなんです。
さらに、占いに来る主な層も、１０代～２０代女性が中心ですしね。
当社のメイドカフェなどのアルバイト面接に来てくれる層とほとんど同じです。
ともかく、良い人材を採用するノウハウだけは、日本でもトップクラスに持っています。
募集の方法から、面接のノウハウまで。
新卒採用コンサルティングで有名な、Ｙ－ＣＵＢＥ の安田佳生社長 よりも、若い女性の採用についてだけは、私の方が勝っていると自負しております。
千代田区の中小企業の方で、新卒採用コンサルティングが必要な方は言ってもらえば、格安で頑張ります。ご興味があれば・・・。
そんな話は置いておいて、今日は「このままだと１０年後には日本は終わる。マジで。」という話です。
本当に終わります。
このままだと。
高校生のレベルが、どんどん落ちています。
ここ３年ぐらいが、ものすごい落ち込みぶりです。
具体的に、毎月５００名近くの応募が当社には来るのですが、そのうち３００名ぐらいを毎月面接しています。
当社に採用できるのは、１～２名です。
女性限定で、１５歳～２３歳の方が中心です。
うち、１５歳～１８歳の応募者の割合は、６０％程度です。
ともかく、毎月１００人以上は高校生を面接していることになります。
面接では、当社では徹底的に振り分けるので、終わっているタイプの人はまず採用しませんが・・・。
で、言いたいことは色々あるのですが、結論としていえば、今の高校生で中の下よりも低い層の学校に行っている場合、本当に「終わっている」人の率が高いと思います。
５年くらい前までは、学校のレベルと本人の能力は、それほど比例しなかったです。
学力と社会的能力は別物だと考えていました。
ですが、今は違うんです。
明らかに、学力以外の部分でも、高校生以下の年齢において、二極化が進んでいます！
日本の将来が不安になるくらい、全体の質が下がっています。
見た目とか、受け答えとかは、昔の高校生と一見変わりません。
ですが、実際に深く話すと、昔よりも本当に社会経験というか、臨機応変に物事を対応する能力が劣っています。
また、決められたことを、しっかりとルールとして守ったり、自分で考えて何かを行うことが、５年前に比べて大幅に能力が下がっています。
これは、私だけでなく、同業他社で面接をやっている会社の人たちも異口同音に同じ事を言っています。
明らかに、日本の教育政策なのか、社会の仕組みなのかが、２０１０年現在で１８歳～１５歳の層に悪影響を及ぼしています。
私が、駄目な具体例を提示すると、面接させていただいた方々の手前、何かと問題もあるので、私が同じように感じた、似たような事例の漫画を掲載いたします。
私が感じていることと、全く同じです。
日本は、これからの若い世代で、中間層以下の人たちに食いつぶされる事になります。
読めば分かります。
是非、以下の漫画を一読下さい。
↑結構、専門学校でこういう学校は多いです。
当社の従業員からも、声優の専門学校に行っても、卒業生で誰も声優に過去になったことが無いとか・・・。
ケーキの専門学校でも、ケーキ屋の販売バイトぐらいしか就職先がないとか・・・。
スチューワーデス専門学校とかも、高卒→専門卒ルートでの合格実績は０だったりとか・・・。
やはり、美容師、簿記、看護士などの、資格が必ずとれる系しか意味がないようです。
↑この「ゲームツクールでも完成できない」という部分は、とても良く分かります。
今の、ゲーム学校に騙される層の高校生は、そんな簡単な事も出来ません。
後編に続きます。