前回記事の続きです。

数年前まで畑であったところがクズに覆われています。

木立もずっ～と上の方までクズが伝っています。

この花を見ると高校の現代国語で出てきた釈超空の歌を思い出します。

　葛の花　踏みしだかれて　色あたらし

　この山道を　行きし人あり

ただ、放棄された畑の柿の木から垂れ下がった青い実や、石に張り付いたカラスウリの実などを見ながら通る道では、その風情は望むべくもありません。

写すものがなくてイヌホオズキでも、と言ったら植物に携わる人の顰蹙（ひんしゅく）を買うかも。

アレチ（荒れ地）マツヨイグサ。

まさにそのものずばりのネーミングで、写しながら笑ってしまいました。

もう一度次回に続きを。

荒地のクズの花など