かゆみ地獄から帰ってきた柔道整復師・寺田接骨院の寺田です。
私の接骨院では、奇跡のようなことがよく起こります。
ほんとに、うそじゃなく、毎日のように起こるんです。
そんな話を、地域の方の集まりに招かれて、お話してきました。
まず、大事なのは、「この人は必ず良くなる」と強くイメージすることです。
次は、当たり前のことを基本に忠実にコツコツと積み重ねること。
そして、できるだけ限られた時間の中でも、最も効果が出るように、いろんな療法を組み合わせて効率を上げること。
療法のハイブリッドですね。
今日も、圧迫骨折で通院されている患者さんの身長を久しぶりに測らせていただいたら、1.7cmも伸びていました。
圧迫骨折するような骨粗しょう症の患者さんは、年々身長が低くなっていくのが普通です。
それが、縮むどころか伸びているのです。
これくらい身長が伸びると、レントゲン写真でも、明らかな改善が見られます。
次のレントゲン撮影の結果が楽しみです。
(「圧迫骨折の治療ガイド」というレポートを、無料でお配りしています。ご希望の方はご連絡ください)
「前かがみでしか立てなかったのが、スッとまっすぐに立てます」と帰っていかれた患者さんもいらっしゃいました。
昨日は、寝違えの患者さんが、「横向いて寝れなかったのが、今できるようになりました」とおっしゃっていました。
「正座ができなかったけれど、短時間ならできるようになった」という患者さんもいらっしゃいました。
最近、すごいなと思ったのは、片方の膝がまったく曲がらなかった患者さんでした。
「以前は階段を一段ずつ、足をそろえるようにしか昇れなかったのが、今では膝を曲げて、左右交互に足を上げて昇れるようになった」とおっしゃっていたことです。
先日は、すべり症の患者さんが、「年々、背が縮んで、7cmも低くなっていたけれど、こちらに通うようになってから健康診断を受けたら、1cm背が伸びていた」と教えてくれました。
側わん症の患者さんが、「1度改善していました」と報告してくれました。
1cmとか、1度とかいうと、大したことない数字のようですが、「奇跡」ってそれらの積み重ねなんです。
「11回膝の水を抜いても良くならなかった」という方が、たった一度の施術で膝の腫れが引いたこともあります。
磨り減った膝の軟骨の厚みが回復したとか、骨密度が上がったとかいうケースもあります。
初めは、患者さんの方も「ほんとに良くなるんやろうか」と半信半疑です。
しかし、改善が実感できるようになると、「いや、ほんまや。良くなるかも」と希望が見えてきます。
「きっと良くなるわ」と、患者さんが思い出したら、しめたもの、 ドンドン良くなります。
うまくいかないことも、患者さんが途中でやめてしまわれることも、少なくはありません。
最後にもう一点、「奇跡を起こす」のに欠かせないことは、患者さんが良くなるまで続けて通院してくださることです。