寺平シュウコウ新聞 -Teradaila Shukou Times-

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箕輪町議会議員 寺平秀行 オフィシャルブログ

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ブレーキとアクセルで言えば、この1年地方経済はブレーキを踏みっぱなしだったんですね。

 

この影響は雇用にも表れていて、メディアでは報道されていませんが我が地域(上伊那北部)は有効求人倍率が県下最低クラスになってしまったんです。

 

国全体や県全体の経済の流れはメディアで報道されますが、市町村ごとの実態となるとなかなか見かけることはありません。

 

1度経済が壊れると復活は難しいというのはバブル後の経験で知っています。経済の立て直しは急務です。

 

コロナとの戦いもいよいよ正念場。

 

コロナを一日も早く収束させる、経済を立て直すという1年になると思います。

反転攻勢だ!

上伊那の観光の悩みは通過型であるということです。
 
本来の目的地が別の場所にあって、そのついでに立ち寄る。
そもそも上伊那は通過してしまう。
 
都会からの観光客をふりむかせ引き寄せるにはどうしたらいいのか。
 
とにもかくにも上伊那を知ってもらわなければ話にならない。
 
東京銀座に長野県がアンテナショップを開設しました。
信州の物産が多く取り揃えてあります。
私も先日、行ってみました。
 
店内は多くの人がいました。
上伊那関係は地酒や五平餅がおかれていました。
 
五平餅は長野県南部が発祥と言わています。
上伊那ではポピュラーな五平餅。
全国的には知らない人も多いんですよね。
あんなにおいしいのに。
 
こういった地域では当たり前にあるものでも
全国的には知られていないものって
まだまだあると思う。
ここに上伊那への誘客のヒントがあるのかもしれない。
 

中央公論2月号で、

脳卒中死亡率を全国344エリアに分けてのランキングが特集されていました。

 

目を引くのが「上伊那女性」が全国9位。

「男性上伊那」も全国39位。

 

いったいぜんたいどういうことなのか。

長野県は健康長寿世界一を目指しているのに。

 

脳卒中の死亡率の要因は地域によって違うと記事で指摘されています。

 

医療体制だったり、生活習慣だったり。

 

発見から治療開始までのスピードが命運を分けるため、一人暮らし家庭が多いほど死亡率が上がるのでは、と分析されていました。

 

おとなりの飯田下伊那もワーストランキング。

 

背景は何か。

県がリーダーシップをとって市町村を超えた取り組みをすべきです。