千葉東病院潤ちゃんのラストひとりデリパフォ | 寺田真実(心魂プロジェクト共同代表、劇団四季卒)のブログ

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劇団四季出身、2014年よりIDeal Partners 代表。
心魂(こころだま)プロジェクト、みんなの部活動、Performinglish clubを軸とするIDeal Partners(理想の隣人たち)
ホームページhttp://ideal-partners.biz

またまた、子ども達と楽しい時間を過ごしてきました!前回が坪井さんのドラムによるひとりデリパフォだったので、ほぼ半年ぶり。

2人とも、すごく成長した姿を見せてくれ、感慨深い今日でした。






2年生になった女の子は、ほぼずっと手を握って歌いましたが、私が話しかけたり曲調が変わるいろんなところで手を握り返してくれました。

もうすぐ5歳になる男の子は、いっぱいニコニコして、一緒に歌っているように口を動かしたり、高音が好きだということもわかりました!これまではウトウトしていたような静かな曲も、じっと聴いてくれていました。

終わった後の保育士の皆さんとのミーティングでは、30分集中できたのなら、普段の療育でもどんな準備をしたらいいのか、また、集中しすぎて疲れが出ないようにどうフォローしていくのか、というお話も出ました。

こうやって、皆さんの関わり方も進化していくのだなぁ〜と、ここでも感慨にふけるひととき…。

写真にはないけれど今回も、千葉東病院の保育士であり、心魂の社会人パフォーマーである、蔵松美沙ちゃんと長谷部尚子ちゃんと3人でのナンバーもお届けしました。
子ども達の反応が明らかに良かったです!

そして…。
千葉東病院で4年間に渡り続けて来た歌のひとりデリパフォも、今日で最終回。

子ども達、スタッフの皆さま、ありがとうございました!これからは本隊のデリパフォでお会いしましょう!

ひとりデリパフォは今後、外の皆さんに向けての活動になります。

どんな出会いがあるのか、どんな風に関われるのか、ドキドキですが、これまでの経験を生かして、楽しい歌の時間を作り出せればいいな、と思っています。

岩本潤子

☆☆☆☆☆☆

千葉東病院医療保育士・蔵松美沙さんより

重症心身障害でも特に医療的ケアが常時必要な子どもたちのために始まった

「ひとりデリパフォ」

障害も重く、発声や顔の表情や身体を動かすことも難しいため、日頃関わる保育士でも表情や心の変化を捉えるのは、とても困難でした。

4年前。

初めて実施して頂いた時の子どもたちの反応は、私たちの想像を遥かに超えました!

子どもたちは様々なことを感じ取って、わずかに動かせる指先や視線で一生懸命表現していました。

それから回数を重ね、潤ちゃんとの関係が築かれる中で子どもたちの表現力はどんどん増していきました!

今日14回目のひとりデリパフォを実施して頂き、さらに子どもたちの成長を感じました。

曲調や間奏、音を聞き分けることが出来るようになっていたり、わずかに動く指先や足先に意識を集中して表現をしていたり、

歌詞や言葉をじっと聴いていたり…

良いことだけではなく
嫌だという感情を伝えること

快・不快だけではなくヤキモチや寂しいという感情を表現すること

他にもたーくさん出来ることが増え
心も大きく成長しました!!

声の違いが分かる?
じゃあ保育士でミュージックシャワーみたいに歌ってみよう♪

音の高さや振動で聞き分けている?
それなら楽器を使って音を感じてみよう!

年数回の30分ずつの時間だけではなく、ひとりデリパフォを通して得たことを日頃の活動でも取り入れることで、子どもたちの新たな一面や、その子の可能性が無限に広がっていくことをあらためて気づかせてくださいました。

ひとりデリパフォの活動を看護師など他職種スタッフも実際に見て、心魂本隊のデリパフォも体験させてあげたい!

と車椅子に乗る練習から始め、今ではほぼ毎回会場へお出掛けすることが出来るようになった子もいます。

心魂のデリパフォ以外でも、ベッドサイドではなく、病棟外や戸外での活動に参加できるようになり、子どもたちの世界がぐーんと広がりました!

活動を重ねる中で、日頃違うフィールドにいても子どもたちへ同じ想いがある人が合わさったら新しい世界が広がるかもしれない…?

と、生まれてきた想い。
「抱っこしてもらえませんか?
全身で歌を感じて聴いてもらいたいんです」と

【 抱っこで歌を聴くこと 】

「…あの……潤ちゃんと2人で歌ってみたいんです」と

【 ふたりデリパフォ 】

様々な挑戦もさせて下さり、素敵な新たな世界を見ることが出来ました。

ここに書ききれない、数えきれないほどの奇跡のような輝く瞬間、保育士だけの力では生み出すことが出来なかった世界を見せて下さり、本当に感謝しています。
ありがとうございました。

☆☆☆☆☆☆

今年度の千葉東病院重症心身障害病棟ひとりデリパフォは潤ちゃんのひとりデリパフォから坪ちゃんのひとりデリパフォにバトンが渡されました。

歌から打楽器へ

声からリズムへ

坪ちゃんが子ども達と新しいチャレンジに大きく歩を進めます。

そして、潤ちゃんのひとりデリパフォは有料デリパフォとして私達の新しい一般ラインナップに加わりました。

潤ちゃんが子ども達と育んで来ました特別な特別なパフォーマンス。

ご家族と潤ちゃんだけで過ごすデリパフォ

私達の全てが凝縮したデリパフォです。

いつものデリパフォでも、本当はひと家族に向けて、もっともっともっと、たっぷり時間をかけて、様々な想いをお互いに呼吸をし合うように重ね合い、語り合い、そして表現し合いたいと願ってパフォーマンスをしています。

回数には限りが有りますが、やっと一般の活動として外に出ます。

いつか今の主力メンバーが歳を重ね、今のようなデリパフォが出来なくなった時

年老いておじいちゃん、おばぁちゃんになった私達のひとりデリパフォがあちこちで息吹を出します。

あ、潤ちゃんはおばぁちゃんでは有りません❗

私は少しおじいちゃんぽくなってますが(^_^;)

一足早く道を歩いて開墾している潤ちゃんのひとりデリパフォ、お問い合わせ・オーダー、お待ちしています。

心魂プロジェクト共同代表
寺田真実