昨日、小沢綾子ちゃんの朗読劇に行ってきた。
そして、今日、箱根病院の心魂デリバリーパフォーマンスの日だった。
洋館建ての箱根病院
ここは、神経難病の方の病院。
大人の病院はあまり入ったことがない、どんなことを感じるのだろう……
いつもの会場作り…
楽器の音合わせも、真剣だ。
いつもより念入りに美奈子さんが体を作ってる。歌のウォーミングアップも念入りだ。
気合いが違う……
寺田さん美奈子さんの始まる前の話。
「素晴らしい瞬間をどの方も持っている。
今日は大人のナンバーを各々の感じ方で、聞いてもらいます。半端な事をするとすぐ見抜かれてしまう。その方の人生に敬意をもって接してください。真剣勝負です。」
今日は聞かせる曲ばかりで、近くで演じることはない。それでも、お一人お一人に声を掛けて近くに寄せてもらうと、震える手を差し出してくださる。そっと手を握る。
どの方の手もとてつもなく優しく柔らかい。
独特のその手の差し出し方があることに気がつき、手を動かしてくださる方に手を添えると、ゆっくり笑ってくださる。
目で語ってくださる。涙を流してくださる。
「頑張ってね。」
「ありがとうね。」
沢山のおしゃべり……
話せる方は伝えてくださった。
今、こうやって書きながら、ポロポロ涙がこぼれるのは、そのお一人お一人の眼差しを思い出せるから……
眼差しの奥の光が、沢山の事を語ってくれていたと思うから。
まぁくん(寺田さん)の歌は進化を続け本当に素晴らしかった。歌声がまるで言霊となって心の琴線に触れたからこそ、あの瞳が語りかけて来たのだろう。
保育園のお子さまたちから、お礼の花束とハロウィーンの飾り物を頂く。
小さい頃から病院の患者様に接することは後々
年を重ねることは当たり前と思うようになるのかもしれない。
公演後丁寧にお見送りをする。
明らかに患者様の表情が明るくなった!!
青学ラボ卒業生のリサちゃんが若い感性で一生懸命歩み寄ろうとしている姿。
社会人パフォーマーの同期ゆーみんが、丁寧に声を掛けている姿は尊く美しいと思った。
それだけでない、
その後、パフォーマーチームとジャズチームは2手に別れてホールに来れなかった病室へ訪問する。ベットにペットの写真やお孫さんの写真がある。お手紙も置いてあるここは病室とはいえ大切な生活の空間なんだ。
そこにピアノとドラムで彩りを次々と加えていく。アレンジはお任せあれで、風景が目に浮かぶ演奏。涙する方がたくさんいらっしゃった。車椅子で追っかけファンも各病棟にいた。
特別に個室にも入らせていただいた。
もともとジャズのお好きな方へ
つぼたまが、本気の演奏。
私は一曲目その方のほほがかすかに動く事を見逃さなかった。
なんだか瞳が話しかけるようだった。
演奏が終わると病棟スタッフさんが、
「こんな表情見たことない」とざわつく。
もうちょっとだけ貴方の側にいたい。
なぜかそう思った。スタッフさんに無理矢理のアンコールをお願いした。
明るいスタンダードナンバーをツボたまで演奏すると瞳が音のする方へ向いているのだ。
もう、こらえきれなかった。
泣くしかなかった。
なんて力強いんだろう。
もう意識がもうろうとしているであろう
白い壁の個室で
この限りある世界の中で、
その方の出来ることを精一杯を見せて頂いた。
今、思い出しても泣けてくる。
ツボたまにあの方の反応が素晴らしかったと
伝えると、演奏に集中していて気づけなかったとのこと、
懸命な演奏でそうか……
そちらはそちらで真剣勝負だった。
想え- - - - -
生きざまと死にざまは
背中合わせ
体が動くのなら、動けばいい
心が動かなくても、体を動かしていればいい
体が動かなくなったら、
動かせるところを動かせばいい。
そして、最後の最後に
「想う」が残るんだ。
愛読書「神々の山嶺」の一節を思い出していた。
最大限の「動く」「働く」をやろう。
疲れたら、回復してまた
動きだそう。
学びをありがとうございました。
ミャンマーツアーもすごい経験だったけど、
箱根病院もミャンマーと同じくらい心が揺さぶられ、泣いた。
そして恐れ多くも病院長先生があまりにも素敵で寺田さんのパフォーマンス中ジャズナンバーで、ダンスにお誘いした。
スタッフさんのお祭りのようなウキウキした楽しそうな働きも、感謝でいっぱいになった。
たくさんの吸引器、赤い緊急カートを近くに置いての会場だった事を承知して、沢山の方の笑顔や感動の姿を見れたことを忘れない。
また是非機会があればお伺いしたい大切な場所となった。
☆☆☆☆☆☆☆
寺田真実より
ミャンマーツアー以降沢山の活動報告をして下さっている黒井さんは、私が出会ってきた方々の中で間違いなくトップ3に入る『愛の人』です。
目の前の方の気持ちをそんなにも受け止めたらあなたの心がバランスを壊してしまうよ
って何度も何度も何度も心配する仲間です。
大きなこども病院で医療保育士と言う仕事をされていた黒井さんは沢山のこども達の心に笑顔と安心を与えただろう、暗闇の中にいるお母さん達にとって心から信頼できる旅の仲間だったんだろうなと容易に想像できる人です。
医療保育士は苦しい心に寄り添う人たちなんだなと言うことを私は黒井さんから教えて頂きました。
心をまず第一に考えて活動を進めている私達夫婦・心魂にとって黒井さんと出会えたことは大きな大きなアドバンテージとなりました。
心魂に繋ぎたい方が沢山いるんです❗
黒井さんはいつもそう言って私の所に来られますが、私からしたら
黒井さんに出会って欲しい方が沢山いますよ‼
と思っています。
どれだけの人が彼女の愛故の言葉・行いに救われたでしょう。
黒井さん、いつも熱い活動報告、行い、本当にありがとうございます。
これからもどうぞ宜しくお願い致します。
☆☆☆☆☆☆☆
私達はいついかなる時、どんな方に対してのデリパフォでも真剣勝負をしています。
ただ、様々なことを既に人生の中で経験し、大人になって突然発症し筋肉が動かなくなっていく皆様、考えや想いはより明瞭に研ぎ澄まされて行かれる人生の先輩に対して行うデリパフォでは、いつもとは違う種類のアクセルを踏んでいます。
そう言う意味で昨日のデリパフォではいつもとは違う準備、気合いが必要でした。
人生の先輩達と生きた1日
私達の宝物です。
