本当は1月の新潟ツアーで向かうはずだったさいがた医療センターでやっとデリパフォを実施することが出来ました。
1月の新潟は記録的な大雪で上越まで車で行くことは危険でしたので、心魂史上初めて予定していたデリパフォが実施出来ませんでした。
しかし、必ず伺うことをお約束し、そして、やっと皆さんと共に生きる1日が叶いました。
歩いて動かれる重症心身障がいの方々の病棟
初めてのデリパフォで、一体どんな公演になるのか見当がつかずに向かいました。
長目の上演時間をとり、出入り自由なデリパフォスタイル。
長い時間集中してご覧になることは難しいと予想されたからのスタイルですが、そんな心配をよそに、時間が経てば経つほど人が増えるイベント会場。
長い時間、いつもと全然違う会場の雰囲気、思い思いのスタイルで一緒に生きて下さった方々
なんと一番盛り上がったのは演歌。
まさか望郷じょんがらで最高潮になろうとは。
いつもならイベントルームにいらしてもご自分の用事を済ませたら帰られる方が、最後の最後まで残って行かれたことを職員さんから伺い、本当に嬉しく思いました。
イベントルーム公演を終えてから4部屋、病室から出られない方のお部屋に伺いました。
利用者さんを皆で囲んで行うデリパフォ
今日初めて出会った全員が心で握手しながら共に生きる特別な時間でした。
初めてデリパフォに参加した社会人パフォーマー育成講座の土屋さんからも文章を頂きましたのでご覧下さい。
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みんなは、プロを期待してるのに声を出していいのかな、ここは笑顔と精いっぱいやること、しかないな。そこへ寺田さんから、「どんどんいって」の合図。
黒井さんやみなこさんの動きを見ながら、動く。保育士さんをみてたら、腕や背中を優しくさすっていた。
ときどき、車いすごと、部屋を出たり、ドクターや看護師さんが見回っている。
初めてのことばかりで緊張がつづく。
病棟にも同行させて頂けた。
寺田さんの歌に合わせて一緒に口を動かして、手をさすったり、胸に手を当てたりしていると、じいっと目を開いて見返してくれるので、離れられなくなった。
病室の短冊に「お母さんと一緒に暮らしたい」と書いてあるのをみて、うっかり泣いてしまった。消毒したばかりなのに。しかも病気のこと、かわいそうに思ってるみたいじゃない、そんなこと思ってはだめ!と自分にいう。
帰りの電車で思ったけど、「ひとつ」の歌の世界ってこういうのかな、って。
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心魂のデリパフォはプロアーティストのみで行う時代を終え、豊かな愛情溢れる社会人や、未来の希望となるワークショップメンバー、学生を加えて新しいステージに入ってます。
想いをひとつに多種多様な仲間と生きることで可能性がどこまでも広がります。
お手伝いで加わって下さいましたマリンピアの大和ご夫妻の柔らかい空気も会場の空気を包み込んで下さいました。
保育士さん看護士さんを始め、事務方の方々や院長先生自らお出迎え・お見送りをして下さり病院の皆様の本気を強く感じました。
共に生きて下さった皆様、本当に嬉しく、幸せでした。ありがとうございました。









