今だから話す怪我の話 オペラ座の怪人名古屋公演にて | 寺田真実(心魂プロジェクト共同代表、劇団四季卒)のブログ

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劇団四季出身、2014年よりIDeal Partners 代表。
心魂(こころだま)プロジェクト、みんなの部活動、Performinglish clubを軸とするIDeal Partners(理想の隣人たち)
ホームページhttp://ideal-partners.biz

オペラ座の怪人名古屋公演では二回も足がびっこ
をひくような怪我をしました。

一つは初日三日前の舞台稽古で起きた事で肉離れ
になり松葉杖で劇場に通いながら本番をしてた件

今日は二つ目のお話です。

オペラ座の怪人名古屋公演の後半で私はヘアドレ
ッサーと言う役をしていました。
オペラ座の怪人を観たことがある方ならご存知か
と思いますが、白塗りの役です。

一幕のラストでオペラ座の怪人に気付いて舞台上
から逃げて行くシーンが有るのですが、ある日逃
げて舞台袖に入るといつもと少し違う位置に濡れ
雑巾が置いてありました。

(オペラ座の怪人では、バレリーナが踊るときに
滑らない様に、出演者は必ず濡れ雑巾で靴を拭い
てから舞台上に登場します。楽屋階の埃やワック
スを舞台上に運ばない為です)

舞台上から走ってはけてきた私は暗闇の袖の中で
見事にその濡れ雑巾の上に乗り、そのまま

【ドーーーーーン】

声は一言もあげませんでしたから舞台上で行われ
ているお芝居には影響はなかったと思いますが、
私の腰から足は一気に内出血になりびっこです。

二幕が迫ってくるは、メイクを通常メイクにしな
ければでてんやわんやの中、足から腰にかけてテ
ーピングでグルグル巻きにしてマスカレードに向
かいました。

今となれば懐かしい思い出。

実はその二週間後に楽屋の後輩の結婚式が名古屋
で行われ、そこで私達楽屋のメンバーで歌をプレ
ゼントする事になってました。
私が劇団四季時代に経験した楽屋でトップ3に入
る仲の良い楽屋。
実は後輩の為に皆で3ヶ月位前から歌の用意が始
まってました。そんなにも全員の仲の良い楽屋な
んて中々出会えないものです。

私は実は『これはキャストチェンジした方が良い
んだろうな』って足の状態でしたが、毎日足をミ
イラの様にテーピングでグルグル巻きにして本番
には支障が出ないように細心の注意を払ってその
披露宴まで名古屋で出演しました。

【皆で彼の披露宴を祝いたい】

そんな風に思わせてくれた後輩一人一人に感謝

生き残りをかけた厳しい世界で、時たま起こる温
かい想いは、普通に生きてる時の何十倍も幸せな
心を生んでくれます。

今でも冬になると左側の腰が少し痛くなりますが
、そうすると皆で過ごした名古屋の温かい思い出
が私の心を温めてくれます。