Test Accommodationに関するデータ分析方法などを述べる前に、忘れていたことが一点。

Test Accommodationには(時間の延長、テスト問題を他の言語で書く・・・など)いろいろありますが、一つどーしても理解できない、Test Accommodationについて。

それはズバリ

Read Aloud・・・つまり声に出して読んであげること!!

アメリカにいるとそれはそれは驚くことがありますが、さすがに「これはどうかなあ・・・・・」って思わずにはいられなかったTest AccommodationがRead Aloud,声に出して読んであげること。

何度も言っているように、アメリカで(英語を除き)一番話されている言語はスペイン語。スパニッシュ・・・と言われる、メキシカン系アメリカ人など、スペイン語を話す南米出身(*南米全ての国がスペイン語ではないですが)のアメリカ人は沢山いて、こういった環境で育った子供は、授業中でも友人とスペイン語と英語が交じった会話をするなど、それはそれは言葉はハチャメチャな状況です。

で、そんな中で考案されたTest Accommodationが、Read Aloud。100歩譲って数学の問題等で行われるのか?・・・と思いきや、なんと英語のテストでも行われることがあるから、理解に苦しみます。

英語のテスト・・・つまり日本でいう国語のテストですから、読解力を測定されているのはもちろんのため、さすがに読み上げてあげるのはいかがなものか?と思いきや、実はアメリカの5州ではRead Aloud、法的に認められているから驚きです。

ここまでくると、国語のテストの意味があるのか??と思いますが、それは州によって状況が全く違ってくるので、それぞれの州でかかえる問題もあるのだろう・・・・と思います。

ちなみに、このRead Aloud、41の州では、ある一定の状況で法的に認められていて、言うまでもなくこの方法が一番用いられるのは、数学のテストであるとのこと。後この方法の研究結果ですが、効果があった・・・というものから、効果無し・・・まで様々

日本の国語のテストで、文章が読み上げられて、「では問題を解いていって下さい!!」なんて感じのことが起こったら「世も末か・・・」と思いますが、アメリカではそんな状況結構あるみたいです。