お滝に打たれたく

寺田、
お滝に打たれたく思い、
色々と計画を立てておりました。

そこで仲良しのお友達を誘いましたが・・・

「え・・・？お滝なんて、死ぬかもしれないわよ。」
「水温はマイナスになるくらい夏でも冷たいのよ。」

と言われ、だんだん不安になってきた寺田、
調べました。

が、
調べている途中で、
衝撃的な記事を見つけ、
実際に自分がお滝に打たれることなんて、
どうでもよくなりました。


中国人の観光客の方が日本を訪れた時のこと、
温水洗浄便座（ウォシュレット）を利用したのだそうですが、
その時の感想が、

「お滝に打たれているようだった」

とのことでした。


なるほど・・・

っということは、
お滝に打たれに行かなくても、
簡単に家庭でも滝に打たれたような心地になることが出来るということですね。


お滝に打たれるという行為は、
その行為に意味があるのではなく、
「お滝に打たれている瞬間に何を感じたのか」
が重要らしいので、

ウォシュレットを利用している瞬間に、
何を感じるかということが、
重要になるわけですね。

ウォシュレットを利用しさえすれば、
悟りへの道も開けるかもしれないと思うのでした。


日々是修行。
日々是決戦。

であります。