サナギの空
アクトリーグのミラスタの稽古に参加させていただいたのですが、テンション上げるためにばっちりエレカシの曲を聞きながら、運動がてら自転車で稽古場へ向かいました★
電柱に激突しながら…
そして上機嫌の中、バッチリ迷子に…。
しかし、ミラスタの王子、宮原将護さんが偶然通りかかって、道案内していただきました。
普段からキラキラしていている方なんですが、今日はまさに王子ともいわん出で立ちでした。
タンポポの花がとても似合う不思議とあたたかい先輩です。
それにしても、久々の迷子だったのですが、迷子というのは、心細いものですね。
目的地やタイムリミットがあると、たどり着けないことがすごく不安です。
目的地やタイムリミットがなければ、探検しているようで楽しめるのですが(笑)
点が線になることを求めて、他と繋がろうとすることの難しさや孤独を感じました。
なんか不思議ですよね。
目的地が明確になればなるほど、なぜだか目的地に行くまでの視野が狭まって、楽しむ余裕がなくなったりして。
タイムリミットがあると豊かな感情の起伏を無駄として、生きていると生まれる豊かな良き無駄を削ろうとしてしまいます。
堂々と迷子になれる勇気と強さ、目的地やタイムリミットにしばられず自分が生きているということをそのまま受け入れることができるちょっとした愛を持てたら、どんなに人生は豊かになれるものなのだろう…
日々を重ねてゆく中で自分が見つけた小さな殻に隠れて生きるより、ヤドカリみたいに色んな殻に身を委ねながら、変化を楽しんで生きていけたらと思いました。
ミラスタの監督である塩田泰造さんの演出を受けてそう思いました。
ペロンと体の皮が剥がれたかんじがしました。
今日という日と、
出会いに感謝。
出会いを重ね、
青い空を受け入れられれば、
毎日はきっとずっと素敵になるかもしれない。
人と繋がっていれば、
もっと素直に心開けるようになれば…
なんだか、
夜空もずっとずっと高くて、
いつもより星がたくさん輝いてみえます。
明日も天気になりそうです！