佐賀いのちを大切にする会の記念講演で山本英照さんの話を。

ある意味、怖い人、そして、温かい人だと感じた。嘘はつかせてもらえない、というか。勉強になった。

心に残ったとこだけ。

子どもは親の言った通りには育たない。やったように育つ。親の育てたほどにしか育たない。
親が楽した分だけ、子は育ってない。

さいきんの若いものはやる気がない、という。本当か?親がそのように育ててないだけでは?やる気があるものをないものが潰している。空気が動くのを嫌う。でも、行動したら空気は動く。なぜ、自分のことだけ考えるのか。

全ては親子関係。
親と子が五分五分の力で一番数字が大きくなる。しかし、片方によればよるほど、全体は小さくなる。五分五分の法則。

「あなたは仕事が好きか?」ある会社の面接はそれだけ。松下も「運がよかったかどうか?」を聞いていた。生きてるだけで奇跡。なのに、運が悪いのは感謝が足りない。

よく、老人にきいた話を本によくしてる。老人は国の宝。

誕生日は生まれたことを喜ぶ日ではなく、産んだ母の苦難に感謝する日。物事の見方を間違えてはいかん。

親が先祖供養しなければ、子はするわけがない。

葬式は死んだ人の為ではない。残った人の為にするもの。亡くなった人が言えなかった人へのお礼を残った人が言うもの。お礼の交換会である。なのに、最近
は家族葬にしようとする。すると、そのお礼を言う場がない。

聖職者、たとえば、お坊さんや議員、先生が生活の為に仕事をしてはいけない。働いて徳を積むことが大事。

山本英照さんは親に「親が死んだぐらいで仕事を休むじゃねぇ」といわれて、初めて肚が座った。

先祖供養は信仰でない。当たり前のこと。過去に感謝できないものが未来に感謝できない。家族葬はそれを切るもの。

エンブリオ基金。一人一人の力は弱いが、皆で支え合うことが必要。

自殺も癌も死ぬことには変わらない。こっちから、あっちにいくことにはきっかけがいる。それはそれで、寿命。天寿を全うしたと思ってあげること。それが大事。でないと、可哀想すぎる。

見てわからんやつは、言うてもわからん。気づくようにせんばならん。

法話を読んでみよう。