嫁に連れられ、伊万里まで話を聞きにきました。
色々、漠然と思っていたり、感じたりしていたことを言語化してもらったように思う。

やはり育児も大事だが、その根幹となる夫婦が大事なのだなぁと感じた。

【内容】
家事も育児もしないまま、妻が破水で入院。家事も育児もできていなかったことを痛感。それを嫁に言われた。

妻にどうすればいいか聞いたところ、妻の体調と気分を必ず聞いてくれと言われた。子供の様子だけではなく。聞いて文章に起こせと言われた。そして、ブログにあげろと言われた。産後一ヶ月で夫に成長がみられたら、三人目を考えてもいいと。

意外に産後一ヶ月の家庭の情報はプロでもあまりなく、そのせいかアクセス件数がかなりあった。

それも踏まえて、産後サポートを考えた。産後のサポートとは家事全般。炊事洗濯お買い物。

ベビー雑誌にサポート事業を載せたい、と言われて、それ用の写真をとるといったところ、相手から示されたのはガスレンジ、風呂の排水溝、電子レンジの清掃。全然、産後に関係ない内容。なぜそんなことになったのか聞いてみると、編集部はみな出産育児経験がなかった、とのこと。そんな世界でもある。

また、産後里帰りが楽というイメージがあるが、初孫に喜ぶ母がミルクをあげたり、近所の人を呼んだり、むしろ疲れ、母と喧嘩したと声もあった。

かといって、自宅の場合、夫が家事に目覚めたのはいいが、仕事にいっている間は話し相手もいないし、サポートがない、、、
夫が父親になっていない?
嫁は自分水準で夫の家事を評価して褒めない。夫は頑張っているのに感謝されない。その結果、一ヶ月くらいで夫が鬱でダウンしてしまった。

事の本質は産前に産後、お互いなにをするのかを決めていなかったことによる。
父親学級では事前に決めることを定めている。

産後2ヶ月のお母さんの1日
家事300分、授乳、オムツ270分、あやす・寝かしつけ・散歩150分。12時間。
オムツなどは夫がよく代行するが、あやすなどは育児として認知されておらず、それが意外に大変。周りからみると、たかが散歩という印象。このギャップがきつい。

夫婦会議をやって欲しい。
テーマ
夫も妻もできないことを誰がやるのか?を決めておくこと(民間サポートや父母とか。とくに父母は味方につけておくこと。事前に挨拶やお願いなどの仁義を通しておくこと)
妻が働くことについてどう考えているかを知る。(本音を隠してしまうことがある。働きたいのに、色々理由をつけて諦めたり)
また、夫の働くことについても話してみることが大事。転職したいなどの願望がある。

児童の虐待が件数が相談所に連絡があっただけでも増加している。7分に一件。
心中死が死因で一番多い。実母が8割。
それだけ、悩む母が多い。

父親の価値は家事、育児の量じゃない。
妻の理解者であること。体調と気分を知ること。一ヶ月の記録をつけてよくわかった。そして、夫以外に本当に心配する人はいない。
特に産後はなにか楽しいことがあったか、どうやって産後の激戦を生き抜いたかを聞くことが大事。
子どもに焦点を当てることが育児と思っているお父さんが多いが、同じくらい妻に焦点を当てることが大事。

アイナロハはこの街でもう1人生み、育てたい、を応援します。とのこと。

質疑応答
講演に妻が誘ってもこないことが多い。父として不足部分を問われると思うから。今の所、一番成功率が高いのは何があるかは告げずにくること、らしい。

突然、夫に家事を頼むと、イラっとすることが多い。事前に、前もってお願いすることが大事。