昨日の記事をアップし忘れていたので、再掲。日曜はまだまだ子どもが看病状態でした。


西日本新聞、電子ビジネス版のキジ懇に参加。

企画、という抽象度も高く、汎用性の高いテーマの為か、かなりの大入り。広告系が多いようだったけど。

中村修二さんはなんとも視点がユニーク。
視点を束ねながら、アイデアに到達させるのが企画というのはグサリと刺さった。

これで無料というのはありがたいね。今後の仕事の役立ちそう。

息子さん発熱で中座になったのは残念だったけど、致し方なしだね、、、

【内容】
企画書だけで20年くってきた。年間200本の企画。
企画書書くなら、表紙をしっかり書け。誰が誰様宛に、何を伝えるかを表紙にちゃんとかく。書ける時点で内容はほぼ決まる。フォーマットではなく、工夫して作ること。
クライアントはみんな同じ課題なのに、部署や役職によって違うものを見ている。つまり、他者は同じものを同じように見えていない。そして、それを纏めるのが自分の仕事だった。整理して、ストーリーをつける。
アイデアだけではダメ。アイデアにいくまでに、視点を揃えることが大事。何で統一していくか?それが企画。
視点を変えれば、スペックが劣っても勝てる。視点を変える。
都会の夜景↔︎残業でできている。立ち位置。エロ目線も大事。
視点は幾つもある。
同じように見て、違うように考える。
視点を変えて見て、視点を揃える仕事。それが企画。
そもそもがバラバラなのだ。
アイデアそのものより、視点を揃えること。

視点を変えた仕事。揃えた仕事。

どの視点でプロジェクトを揃えるのか?を問うた。
機能の広がり視点の高さの軸で比較。
機能概念。商業機能、都市機能、歴史機能。
視点の高さ。福岡、日本、アジア。
博多駅は、駅ビルか?新しい都市機能か?歴史に残る概念やゾーンか?それを問うた。
どこの視点で名称を決定するのか?それが問題。
歴史機能❌アジア国際の2軸でJR博多シティとして、難しい名前から抜け出した。他はカタカナの難しい名前を出してきた。

都市のブランド作り。
色んな条件の真ん中をとる。曼荼羅みたいなものの、中心。様々な条件を重ねて見て、中心に。
視点が合って、テーマが決まればあとはアイデア。
真理と我欲、知識と経験。この軸の真ん中に悟りがあり、触れるものじゃないか?と思っている。留まれないところ。
それぞれを行ったり来たりする。

お金貸します。
の三行広告を変えた。
お金借りてください。
これに変えたらレスポンスは七倍。
借り手目線。

ダイソンの革命。
吸引力は他メーカーに負けるが、吸引力が時間が経っても落ちない。そこに目をつけた。それが主婦に刺さった。

トリンプ。
おねだり機能。
購入が彼に飛ぶ。8割が買う。下着なのに男に飛ぶ。視点が違う。
男へのアピールの為に、変な下着をスポーツ新聞に乗せて、アイキャッチする。男にとトリンプを印象づけて、財布を狙いにいく。

退職金を某手術につぎ込む中年男性。それは介護の為、、、男は最後に見栄をはる。

アホみたいに面白い視点の企画も実践が伴わないと意味がない。

なぜ高級クラブの灰皿は小さいのか?
ボーイを自動的に動かすため。

視点を変えるには、今までの自分を捨て、謙虚になる。
視野の狭い自分に、愕然とすることから視点が変わり始める。
企画を通すためには、いつまでも謙虚でいること。