気がつけば、歳が一つ増えていた。
流れるような早さで、自分がついていけてない笑
 ほんとうに二十代とは違った時間の流れだと思う。おそらく、自分だけではない時間が仕事でも家庭でも増えているからだろう。

基本的に年で目標を立てているので、とりたててなにかを考えることはないけども、ふと最近みた記事だかで、これは取り組まなければなぁと思ったことが2点ある。

一つは、お金の使い方のセンスを磨くこと。
今までは出世も含め、稼ぐことに重点を置いていた気がする。それともちろん継続するものだが、それ以上にそのお金をどう使うかを磨いていきたい。それこそ、生き方の磨き方にもつながるだろうか。インスパイアされた高城さんの記事がこれ。

引用始め
お金を稼ぐことがダサいのではなく、過剰なお金を稼ぐことはダサい、と思い
ますし、お金は稼ぐことより、使い方にセンスが出るものだとも思います。身
の丈にあった食事やファッションやショッピングは、現代社会では、むしろ推
奨されるべきだと思いますが、しかし、その際に「なにを食べるのか?」、
「なにを買うのか」は、センスが問われるところだと思います。かつて、この
「勉学」のために、僕自身はかなりの浪費をしたと思いますし、時代背景もそ
のようなものでした。また、ご質問には「お金を稼ぐコツ」とありますが、言
い換えれば「(過剰に)お金を稼ぐコツ」なのか、「(身の丈にあった)お金
を稼ぐコツ」なのかによってもお答えはまったく異なります。さらには、「お
金を(センスよく)使うコツ」が大切なのです。これらの整理がキチンと出来
ていることがなによりも大事でして、もし、出来ていないとしたら「恋は盲目」
ならぬ「お金に盲目」状態に気がつかないうちに陥り、ご自身を見失っている
と思われます。このQ&Aにありますように「解」を求める姿勢とは、どなたで
も冷静に考えればご自身の鏡そのものであり、「お金に困らない方法とはなん
でしょうか?」という質問には「お金に困りたくない」という想いの現れがど
こかであり、「お金がお金を生むとはどういう状態でしょうか?」というご質
問は、お金がお金を生んで欲しい」というご希望が潜んでいるご自身にあらた
めて注視しなければなりません。同じように「デジタルガジェットを買ったり
するのが大好き」なだけか、「デジタルガジェット駆使してなにか作るのが大
好き」では、大きな違いがあります。もうおわかりだと思いますが、お金もモ
ノも「所有」ではなく、「いかにセンスよくつきあうか」が本当の楽しさを見
いだすコツなのです。これは、人間関係も同じなのかもしれません。

引用終わり

簡単なようだけど、なかなか世俗の常識にまみれたセンサーでは難しいかもしれない。だけど、ここは意識していきたい。

もう一点は、物事の本質を見ること。活かすこと。

仕事が好きなのか、仕事という道具をとおして誰かのなにかを引き出すことが好きなのか?で、本当にやりたいことが変わる。そして、その発見した本質と自分をかけあわせることで、やりたいことを仕事にもできるのだろうと思う。

インスパイアされた藤村正宏さんの記事がこれ

引用始め

ボクは大学卒業したときに、演劇が好きで、演劇が仕事になればいいと思っていた。
でも、当然ながら演劇で食べていくことなんで、なかなか難しい。
日本で、演劇をやって、経済的に豊かな暮らしができるのは本当に、ごく限られた人だけです。
だからボクは演劇が好きだったけど、職業にはしなかった。

でも、今ボクは好きなことをやっています。
演劇の何が好きなのかを考えて、その本質を今の仕事にしているってこと。

「シナリオを考えて、そのシナリオを舞台という形で表現すること」

演劇の「何が」好きなんだろうと、深く考えた結果、答えはそれだった。
だったら、シナリオを考えてそれを表現することって、演劇以外にもたくさんあるってことに気づいたんです。
たとえば、百貨店のショーウィンドウのデザインもそうです。
見ている人に、どういうコトをを伝えるのか?
それを企画して、表現する。

集客施設を企画することも、そうです。
レストランを考える時にも、お客さまが店の入り口でどういうものを見て、どういう心理になるか。
店内に案内される時、テーブルについた時、メニューを見ている時、料理を食べる時、デザートの時、お会計の時、店を去る時。
それぞれどういう演出や小道具が必要なのか?

そう考えていくと、好きなコトの本質を仕事に生かすことは、可能になってくる。

今ボクはマーケティングコンサルタントをしています。

ボクは文章を書くのは好きです。
本を読むのも好きです。
考えることも好きです。
人と話したり、話を聞いたりすることも好きです。

そしてもちろん、演劇の、シナリオを考えて、それを表現するという、好きなことの本質が活かされる仕事です。
企業の売上を上げることも、シナリオが大切です。
企業の広告や販促を創るときにも、シナリオ。
ビジネスセミナーをやるときにも、シナリオ。
企業のwebサイトを企画するのも、シナリオ。


自分の好きなことの本質を知ると、仕事の枠が大きく広がるわけです。
だから今の仕事は好きなことです。

ドラゴンクエストとかファイナルファンタジーなどの、ロールプレイングゲームが好きな人は、その中のどの要素が好きなのかを見詰めることです。
単純に戦うことが好きなのか?
キャラクターを成長させるのが好きなのか?
チームで作戦を立てて、目標を達成するのが好きなのか?

アイドル歌手になりたかったら、アイドル歌手の何が好きなのかを見詰めてみる。
単純に歌を歌うのが好きなのか?
きれいな衣装を着て、たくさんの人にちやほやされたいのか?
音楽を作って、それを売りたいのか?

そういうふうに、好きなことの「本質」を見極めることが大事です。

不謹慎なこと言うようですが、
遊びのような仕事。
仕事のような遊び。
これがこれからの時代に成功する考え方になる。
ボクはそう思っています。

激動の時代です。
あなたのお客さまは24時間インターネットにつながっている。
だからあなたも24時間仕事をしているのと同じこと。
そんな時、ONとかOFFとか分けているようじゃ、なかなか難しい。
そんな時代です。
だから好きな楽しい仕事だったら、24時間やっていられる。

今の時代、好きなコトを仕事にするのは、ボクが若いころよりもやりやすくなっていると思うんです。

ま、ボクの場合、単に、いつも楽しくやっていたら自然にそうなってしまったということがあるんですけどね。

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引用終わり

世の中は当然ながら、表層のものにまみれている。だからこそ、本質を見なければいけない。

歳をとって、しいていうなら、この2点を意識していきたい。

この試みに、ワモンの追求もきっと寄与する。これにも取り組む。


今日の質問
それのなにが本当に好きなのですか?