平田オリザさんの講演を聴きに。

予想以上に学び多い講演だった。これが無料なのはありがたい。

求められるコミュニケーションの性格の変化と国語が対応できていないというのは非常に良い気付きをいただいた。子どもの教育を考える上でも重要だ。

確かに真の自分を見出だすことは大事である。しかし、そんな剥き出しのまま、生きる必要はない。リスクが高過ぎる。そうではなくて、真の自分を基盤にしながら、適切な仮面を被り演じていくこと、これが大事な世の中である。空海も自分は創っていくものだといった。真の自分なんて、とらえようのないもの、追求すれば消えるものだからかもしれない。真の自分と離反しない仮面を見付けることが大事なのだろう。仮面は真を投影できてこそ仮になるのである。投影できないものは偽である。

国語の目的の違いというのも考えさせられる。グローバル化をにらんだ国語カリキュラムの変更が必要な時期だなぁ。

講演メモはこちら

『子どもの情報モラルを高める演劇的手法』 講演メモ


http://terapon.sagafan.jp/e569630.html

今日のこうちゃん
おやすみます

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