本当に今年は怒涛の一年だった。去年の今頃は社内の試験の準備でピーキーだったわけだし・・・そのお陰で、佐賀に帰れているというのもあるわけだけど。
そして、3月の地震、4月の出産、5月の九州帰還、6月の義父の急逝・・・その後もなんやかんやと駆け巡るような、追い回されるような一年。日本人の誰にとっても、変節点な一年だったんだろうけどね。

そんなわけで、正月にかけて一年を振り返っていきたいと思うのだけど、大方決まってる本について向き合っておきたいなと。

まず、大きな変化としては、編集学校と絡みがありながら、あまり読んでいなかった千夜千冊を一日一夜読むことにトライを始めたこと。そして、全く面識のなかった方が図ったかのようなタイミングで伴走をしてくださっていること・・・ここから、様々な知識のネットワークが広がっていっているように感じる。そして、考えてもみなかった世界が・・・



今年、突き刺さった本はこれ。なんで今まで読んでなかったのかと反省。だけど、千夜千冊読み解きをはじめていなかったら、さっぱりわからなかっただろうから、きっとこの本も引き寄せたか、引き寄せられたかなんだろうな・・・ここに日本人という曖昧な存在の原点を見つけることができたように思う。何度も読み返したい本だ。

英文収録 茶の本 (講談社学術文庫)/岡倉 天心


来年は英語、とか思っていたけど、そんなことよりももっと千夜千冊ワールドを広げていくことに注力したい。楽しみだな~