内田先生の」「スパークする思考」読み終わりました。中身の詳細はこっちの読書ブログに。



スパークする思考 右脳発想の独創力 (角川oneテーマ21)/内田 和成




実に平易な言葉、だけど、知的生産活動を行う上で重要な示唆をたくさんいただきました。

肝心なのは問題意識、或いは好奇心であろうと。そのあたりは前から気づいてはいたのだけど、改めて痛感しました。

コーチの質は問いにでる。というのと同じで、ビジネスマンのレベルは問題意識にでるのかもしれません。たしかに新入社員と社長でも問題のレベルも違うので、問題意識のレベルも違う。納得。

全ての事象には色はない。それを見つけ、色をつけていくのは意識である。どのようなフィルターを通すか、見え方は違います。

内田先生は問題意識で発見し、問題意識でレ点を打って蓄えた情報が、問題意識を媒介して新たな創発を生み出す。やはり、全てを問題意識だと。

しかし、○○ハックのように型にはめてやるのではなく、いい加減で、ある程度気楽に適当にでいいとの嬉しいコメント。おそらく、人間に対する思いと確信もあるのかなと。型のはまってしまった、硬直したものは持続的に生き残れないのかもしれない。そう考えておられるようにも感じました。

気楽に読めます。変なアイデア本を読むよりもよほど実践的。

それにしても、自分の注意のカーソルはどこにむいてるか・・・知るのもいい機会かも・・・