『どうしてヨガをしているの?』
インストラクターになり、よく受ける質問です。
今日は私なりの『なぜ、なんのためにヨガポーズを練習するのか?』をこちらに記してみます。
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はじめに。
ヨガの根本経典であるスートラによれば、
「ヨガとは心のざわめき、動きを静かにさせること」であり、
そこに至るまでの手段の一つとして、
アーサナ(ヨガポーズの練習)があるとされています。
しかし現代のアメリカや日本で流行っているヨガにおいては、
「ポーズを取ること」=「ヨガ」となっているため、
ここでは「なぜヨガポーズを練習するのか?」に対する答えを書いていきたいと思います。
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1. ヨガアーサナが、体を健康な状態(子供の頃)に戻してくれるから。
ヨガを初めて一番初めに実感できるのが、「体の変化」だと思います。
アーサナの練習は、体の弱い部分を強くし、固い部分の柔軟性を高め、バランスのとれた体を作ります。
骨や関節を強くし、体内を循環させて消火や排せつを促し、体の老化を遅らせてくれます。
ある本の一説に共感しました。
“私たちの体は、私たちの魂が借りて乗せてもらっている乗り物である。
車と同じく、長年使った体には色々な個所にほころびが出て、しっかりとしたメンテナンスが必要になる。”
子供の頃には必要のなかった、体の凝りかたまった部分をやわらかく、弱くなった部分を強くする、
といった体の求めるメンテナンスを行ってくれるのが、ヨガアーサナなのだと思います。
2. ヨガすると、「気持ちいい」から。
これこれ。
ヨガした後って、心も体もすっきりして最高に気持ちいいんです!
ただ体が伸びて、汗をかいて気持ちいい!というのも勿論あるけど、
この「気持ちいい」の原因をもっとヨガ的に考えてみるとこういうことなのかな、と。
↓
現代では「アーサナ(ヨガポーズ)を練習すること」が「ヨガ」であると思われがちだが、
そもそも古代インドでは、アーサナ練習は、心を統一し瞑想状態に入るための一過程。
人間の頭は過去を悔やみ、未来を心配して絶えず働き続けており、
「没頭し、何も考えず、何も悩まない状態(=瞑想状態)」を得ることは難しいが、
その「空白の時間」は人のストレスを軽減し、幸福感やポジティブな感情を増やすものなので、
それを得るためにアーサナやプラーナヤーマ(呼吸法)といったヨガの練習が行われてきた。
これが実践できているとすると、
ヨガアーサナや呼吸を練習している間、
『頭をからっぽにし、無になれる』から気持ちいい、というのも1つの理由みたいです。
3. 自分の限界へのチャレンジが楽しいから
私は天性の飽き性(好奇心旺盛)ですが、その私が何年たっても飽くことなく、
むしろどんどん好きになっているヨガの要素がここにあると思います。
ヨガとは、「限界の乗り越え」作業なのです。
他のスポーツのように、戦う相手、比べる相手、挑むべき記録などはありません。
自分の体と心に向き合いながら、同じポーズをたんたんと行い、
時々訪れる自分の中での「進歩」を見つけていく。
この小さな自分の中での戦いが、ヨガの持つ楽しさの大きな点だと思います。
もしかしたら、小さな進化さえ見つけられない日のほうが圧倒的に多いです。
でもふとした瞬間に、できなかったポーズがでたり、
いつもと同じアーサナがとても気持ち良く行える、と進化を感じた時の喜びと言ったら!
だからやめられないんだろうな。
以上、
私の「ヨガの効果は?」「なぜヨガアーサナを練習するの?」に対する答えをまとめると、
「体とバランスを整えて健康な状態に戻し、
無の時間を作って心をリフレッシュさせてくれ、
継続によって自分の進化や向上を感じられるもの。」
になりそうです

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