ずいぶん昔のことですが、
末っ子が小学1年生くらいのときのことです。
私は、胃腸は強い方なんですけど
ある時、胃の辺りが猛烈に痛くなり、キッチンにうずくまっていました。
そこへ学校から帰ってきた息子が
「お母さん!どうしたの!」
すごく不安症な子なので、
「大丈夫……すぐ…良くなるから…」となるべく平気そうに言ったつもりですが、とにかく痛くて痛くて
背中でもさするのかな?と思っていると
ランドセルを投げすてて
慌てて無言で自分の部屋へ走っていき、
すぐにまた出てきたかと思うと今度はリビングから出ていきました
「なんなの…あの子は…」行動が意味不明でした
そして、またすぐに私の目の前に現れて
「お母さん治った?」
「………??」
「まだ、ダメか…まんまんさん(仏様のこと)やっぱり50円じゃ聞いてくれないか…じゃあもっとたくさん…」
と言ってまた自分の部屋へ行こうとします
何をしてきたのかここでやっと気づきました
自分の貯金箱からお金を出して、本堂の賽銭箱に入れて、仏様お母さんの痛いの治してください🙏とお願いしてきたのです
泣きそうな顔してる我が子を見て私も泣きそう
阿弥陀さまは胃痛を治す仏様じゃないんだよ…と言うのはまた今度にしました
「少し楽になったよ。ありがとう」と言って抱きしめました。
そんな我が子も先日、成人式でした
この話覚えてるか今度聞いてみよう🌈✨