ベンダーコントロールとは、システム設計や構築を外部に委託する場合に、委託先である販売業者ことベンダーとの調整を行う仕事だ。もっとも、ベンダーコントロールという職種があるわけではなく、一般的には社内SEがベンダーコントロールの役割を担うことが多い。

ベンダーコントロールの仕事で起こりがちな苦労は、肝心のシステム開発にトラブルが発生し、対応に追われるというものだ。委託先に多大な問題があり、その結果としてトラブルが発生する可能性もあるが、大きな問題を抱えていないベンダーだからトラブルは起こらないという理屈は成り立たない。

システム設計や構築を外部に委託する場合、納期までに何らかのトラブルは起こるものだ。委託しているのが1社だけならまだ良いが、複数のところに委託していると、トラブルがあちこちで起こるなんてことも決して珍しくはない。実績を買われたエンジニアがベンダーコントロールの仕事を始めた場合、トラブルの対処に追われることに戸惑うのもよくある話だ。

外部に丸投げして後は放置なんていうのは下の下の対応で、ベンダーコントロールの担当者はできる限りトラブルの発生を防ぐ努力を行う必要がある。しっかりとベンダーと話し合いを進め、どのような問題が発生する恐れがあるかを洗い出し、事前に対応策を練るのがベストだ。

トラブルが起こることを嘆くのではなく、トラブルを未然に防ごうとする姿勢が求められる。それでもトラブルが起こってしまう可能性はあるので、トラブルに迅速に対応できるよう、導入予定のシステムについて深く知っておくことも欠かせない。

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