体罰問題 | 芝居家だんすの芝居やダンス

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芝居家だんすこと寺澤俊彦が芝居やダンスの事・・・だけじゃなくきっと日がななんたら的な事書くブログです。

桜宮バスケ部顧問を懲戒免職処分、自殺の大きな要因
 大阪市教育委員会は13日、桜宮高校のバスケットボール部顧問を懲戒処分とすることを決定した。  同..........≪続きを読む≫


まあね・・・



何度かこの問題について考えたり意見して来たりしてきたけど。



懲戒免職処分になったりこの先生に課せられた処罰は特にどうという訳でないが。



一方で1100人が嘆願書を送っているという報道もだされてますでしょ?

今回そのことを考えてみた。



とりあえず報道だけ見てたらただの極悪暴力教師が憂さ晴らしに体罰を加え生徒を死に追いやったみたいな印象ですよね?


でも・・・・

やっぱりこれだけの嘆願書が来てるって事はそれなりに人格者だったと思うんですよ。




コレは体罰する教師を容認しろって事ではなくて・・・




実は

ずっと片方の意見のみで事が進み処罰が下った事には物事の根本を見逃すきっかけになって、今後大切な事が改善されないんじゃないかと思ってしまいます。




そもそも

『熱心な教育とそれを受ける生徒とのスレ違い』

だったか

『ただの考えなしの暴力行為』

だったか


では改善すべき点なんてまるで違う。


体罰はいけない、亡くなった生徒が可哀想と言えば正義感にあふれて聞こえはいいけど。


どのような理由で体罰に及んだか?体罰に込める気持ちはなんだったのか?それは体罰以外で改善できなかったのだろうか?など根本的におこった問題に対してどのメディアもコメンテーターも語ろうとはしてないし、とりあえず『暴力教師』『体罰ばかりの無能教師』とこき下ろすばかり。




社会的な常識をどう定めようかという問題を取り上げる割にはやってる事は見せしめのイジメと変わらないやり方。

これで本当に根本が変わるのか?というのはやっぱり考えちゃいます。


批判あるかもしれませんが

『先生が可哀想』この言葉も真摯に受け止め、自殺した生徒の気持ち同様に考えていく必要もあると思います。





話は少しそれますが、半年前まで柔道の体罰の映像を見て誰も可哀想なんて思っていなかったはず。

厳しいトレーニング、叱咤激励の飛ぶ中痛みに耐えながら練習に励む選手にメダルが期待できる。。。

って美談を誰一人疑問に思っていなかったはず。



つまりはそれが常識だったんだから。



それが常識だった世の中でこの先生が起こした問題がどう『非常識』だったか・・・・それは時間をかけて調べなきゃ社会全体の問題にするならあまりにも色んなものが欠如していると思う。



ってな見解。






そういや柔道でさ結果が良くなかったのに監督続投も非常識って言う報道ばかりだったけど。

五輪直後のニュース見返してごらんなさいな・・・・。

『金メダル0の情けない男子』ダウン『一方女子は華々しい活躍』アップ



だったよ。勝手なもんだね世の中って。