自分達は気付かぬまま、明らかに間違った国家観、歴史観を与えられて来た世代ですが、色々な本を読み、今ならYouTubeで信頼出来る人のお話を聴き、正しい情報に日々上書きを重ねています。
その中でも衝撃的な一冊に出会いました。ヘレン・ミアーズというアメリカ人の女性によって書かれた「アメリカの鏡・日本」です。同氏は戦前から中国や日本に滞在したジャーナリストで、戦後はGHQの労働諮問委員会の11人のメンバーのうちの1人として1946年に来日し、帰国後1948年に発表された本です。
発表当時マッカーサーにより日本への翻訳本は発禁処分とされ、占領完了後の1953年に発売されるも、何故か注目されず、こちらは1995年に改めて発売されたものです。
その内容は、自分がこの年ほど研究して来た答えが予め書かれていると言えるほどの内容で、よく戦後間もなくの段階で、ここまで日本の歴史観を踏まえた上で、ペリー来航後の日本の開国から発展、敗戦から占領に至るまでの経緯を公平な視点で描いたものだと感嘆しました。
この一冊を読めば、自分が今までに読んできた何十冊もの書籍に匹敵する知識が得られます。それがアメリカ人によって書かれた事に大きな意味があると思うのです。
今後の不安定な世界を俯瞰し生きて行くためにも、正しい歴史観を持つ事は必須です。
ちなみに同氏はこの書の発表後、多くのアメリカ人から疎まれる事になり、表舞台から消えてしまったようですが、一次資料としての価値は本当に高く、中国の脅威が高まっている今こそ、改めて評価が高まってもおかしくないと思うのです。


