今日はなんとか仕事を納めることができ(若干後味悪かったですが・・・)、仕事が終わるまで読むのを我慢していた「インヴィジブル・モンスター」を読破しました![]()
チャック・パラニュークの作品は「サバイバー」に次いで2作目です。
今作「インヴィジブル・モンスターズ」はこんなお話・・・
主人公の女性はその美貌から、モデルとして華やかな生活を送っていますが、ある日、事故を境に会話もままならず、顔も大きな損傷を受けてしまいます。
注目をくれ。
フラッシュ。
美をくれ。
フラッシュ。
そんな彼女と行動を共にする謎の女性「ブランディ」。彼女と一緒にモデルをしていたお金持ちの「エヴィ」。そして、同性愛者で亡くなった主人公の兄「ショーン」。
彼らの交錯する過去と現在。境界がなくなる男と女。
人を騙しながら生活を続ける彼ら。愛しながら、破滅を願う彼らの結末は・・・。
というもので、今作は、かなり“ぶっ飛んで”います。
だけど、その分ストレートなメッセージは刺激的で、ページをめくる手を止めさせてくれません。
「『あのね、ほんとに女になりたかったわけじゃないのよ!』」
「『これ以上大きな間違いを思いつかなかったからやってるだけなの。愚かで破壊的な行為だわ。誰に訊いたって、わたしは間違っているという。だからやり遂げなくちゃいけないの。』」
「たとえば世界の果ての大難を目指して船を走らせた、クリストファー・コロンブスのように。」
「たとえばフレミングとパンカビのように。」
依存する苦悩とそれを抜け出そうとする究極的な方法には、「やられた」と思わずにはいられません。
