以前から、チャック・パラニューク の本を探しておりましたが、結局本屋では見つからず、amazonで購入いたしましたアマゾン2


購入したのは、2作目の「サバイバー 」という作品です。


普通な男子の普通なブログ-サバイバー

一見、飛行機の表紙と題名から「LOST」のような、飛行機事故で遭難し、その後のサバイバルを描いた作品と予想しておりましたが、全く違いました汗


実は、こんなお話・・・


物語は、主人公が飛行機をハイジャックし、墜落が迫る中、自分の過去をブラックボックスのテープレコーダーに語りかける場面から始まります。


「ロブスターの茹で方と、正しい食べ方なら訊いてくれ。」


「枕カバーについた涙の染みの抜き方なら訊いてくれ。」


選ばれた人以外は、ハウスキーパーなどの社会奉仕に務めることを教義とするカルト集団。そんな教団に主人公は属していますが、ある日、主人公を含めた社会奉仕者以外の教団員が、集団自殺を行ってしまいます。残された教団員は、教義に従って自ら命を絶ち、主人公は次第に「サバイバー(生き残り)」となり、周りの社会や自分のアイデンティティに翻弄されてしまいます。そして、最終的にとった主人公の行動とその結末は・・・。


という内容です。


場面が何度も変わり、多少は読みづらいかもしれませんが、実は一つの線でつながって、ラストへ続いていきます。その伏線の張り方や登場人物達の言葉の一つ一つがとってもクールで、重要なファクターとなっており、それがこの作家のすごいところだと思いました。全てをあきらめている主人公が、それでも人とのつながりを求める姿が純粋で、人を感動させる力を持っていると感じます。


退屈することなく、今までにはない作品でおもしろかったですメガネ