私の父は
歯磨きを
おもいっきり力をいれて
ガシガシと磨く人でした。
私が物心ついた時からずっとで
母親によく
「力入れすぎ!」
と怒られていましたが
全く止める気配はなく
毎日毎日
力をいれて
ガシガシガシガシ
音がなるくらい磨いていました。
歯ブラシは
新品に変えても
数日ですぐに開いてしまうほど
力を入れて磨いていました。
時々、磨きすぎて
血がでることもありました。
そんな父がある日
会社の取引先から
オムロンの電動歯ブラシを
もらってきました。
私が中学生になって
すぐくらいの頃だったと思います。
当時はまだ珍しくて
あまり使っている人がいませんでしたが
母は
「これなら簡単に歯が磨けるから
お父さんが力を入れてガリガリ磨く事も
なくなるでしょ。」
と喜んで
洗面所に早速
電動歯ブラシを置いてみたのですが
なんと父は
電動歯ブラシなのに
普通の歯ブラシと変わらない感じで
力をいれて
ガシガシ磨いていました。
電動歯ブラシが小刻みに
ブイ~ンと振動して動いているのに
力を入れて電動歯ブラシを
ガシガシ動かして磨いており
これではマシになるどころか、
歯と歯茎にダブルパンチで
力がかかっている状態。
電動歯ブラシを使うのを
速攻やめようと母は言ったのですが
「いや、電動歯ブラシの
しっかり磨けてる感じが良い!」
と父は
電動歯ブラシの刺激が気に入ってしまい、
我が家はそのまま電動歯ブラシを使う事になりました。
さすがの私も
父があまりに力いっぱい歯を磨いているのが
ちょっと怖くなり
「電動歯ブラシで、そんなに力いれたら良くないんじゃない?」
「やめたほうが良いよ」
と何度か言いましたが、
父は
「大丈夫だよ!」
と全く気にしていませんでした。
そんな父の電動歯ブラシ+ガシガシ磨きも
当たり前となった数年後、
ある日学校から帰ると
テーブルに
ティッシュでくるまれた
奥歯が歯が置いてあり
母が
「お父さんが今朝、歯が抜けちゃって
慌てて歯医者にいったら
歯の磨きすぎって言われたんだって。
あんあなに力いれてみがいたら、
そりゃ抜けるわよね。」
と、がっかりした顔で私に言いました。
ななななんと!!!
さすがの私もビックリ。
歯を力いっぱいいれて
毎日磨きすぎると、
歯が抜けてしまうなんて!
父はまだ50歳になったばかりだったのに
虫歯でもない歯が抜けてしまったのです。
これは本当の話です。
その日から私は
歯磨きは、歯ブラシが開かない様に
超ソフトタッチで歯を磨く事に
めちゃくちゃ情熱をかけるようになりました。
将来、歳をとってから
父の様に磨きすぎで歯が抜けるなんて、
絶対に嫌です。
超ソフトタッチで磨いているので
歯ブラシを買い換えることは、
本当に凄く稀で、
色が悪くなってシミが取れなくなったら、
やっと買い換えるくらいです。
歯ブラシが開きやすいと言う方は
ぜひぜひ
チカラ加減に気を付けてください。
職場の同僚達をみていると、
結構みんな歯ブラシ開いてるな、
と思います。
歯と歯茎は
思っている以上に傷つきやすいです。
あんまり力を入れすぎると
将来歳をとってから
ある日突然、
歯が抜けてしまうかもしれません、、、。
ちなみに父は、
歳をとってから虫歯もかなり多かったです。
歯磨きの力加減には
本当にご注意です。
誰か
圧力計つきの歯ブラシ
発明してくれないかな。