その1からの続き
(その1はこちら)
EF15型198号機、再塗装完了のお披露目セレモニー。
2024年7月27日土曜日に行われました。
この日特別に行われた運転台の公開。
中に入れるっ!
私はくじ引きなんかに目を奪われていて😢、公開の人の列が長くなったの気づき慌てて列に加わり…
混乱のないように、1組ずつの見学となっていました。
ゆったり見学できたんですが、その分待ち時間は・・・😓
(帰りの途上は、軽い熱中症気味…😰)
これが機関士(運転士)の席、その周辺。
(進行方向左側です)
こちら側はスイッチ類、レバー類、計器類が多数。
運転士さんはこれらを的確に操作していたんでしょう。
一方、進行方向右側は機関助士の席でしょう。
機関士側から見るとシンプル。
そして運転台の背面の様子。
国鉄のころは、機関士(運転士)と機関助士の2名乗務だったんですね。
あと貨物列車でも車上の乗務があって最後尾に車掌車が連結されていた。
この公園の静態保存では、電気機関車に貨車と車掌車を連結した状態にしてあるのが大きな特徴。
今回の修復では、貨車に鉄板を張って立ち入れるようにしてありました。
修復前は床もかなり傷んだ状態で立ち入り禁止でした。
車掌車も貨車もバッチリ再塗装されています。
これは貴重なもの、末永く保存され多くの人に見てもらいたいものです。
ただ、疑問に感じたことが1点。
重箱の隅をつつくようなことになってしまうのですが。
私も最近知ったことなんですが。
電気機関車には「前」と「後」があるんだそうです。
詳細は、以下をご覧下さい。
「1」と標記された側が列車の「前」、蒸気機関車の煙突がある側にあたります。
「2」の標記があるのが「後」で、蒸気機関車の運転台がある側となります。
そうすると、このEF15型198号機にもその標記があるわけで。
確かにあります。
展示で先頭の標記が「2」、貨車が連結され今回運転台が公開された方が「1」となっています。
展示に関してこの状態は何ら問題はないと思います。
「1」を先頭で走るときもあるし、「2」を先頭にした編成もあったからです。
この「1」と「2」は「ぶどう色」ではなく「白色」なんじゃないのかな?と。
私も資料を持ち合わせていないので、何色なのか、このぶどう色で良いのか、そこは分からないのですが・・・
ウィキペディアをはじめ、あれこれ写真を見て回っているのですが、車体と同色にしてあるものもあったり、数字は白だったり。
この形式、この時代の機関車はどうだったのか、私には分かりません。
この機関車を運転されたOBの方が監修されてるので、これで間違いはないということなのでしょう。
詳しい方がいらっしゃったら教えていただきたいところ。
(細かいことで、どっちでもいいって言えばそれまでなんですけどね😰)
あと、もう1点は、この公園奥に静態保存してあるSL、C12もなんとかしてあげて欲しい・・・
なんとも痛々しい姿なので・・・