私が中学生の頃、夢中になっていたアイドル歌手に曲を提供していた人…ということで聴き始めたエリック・カルメン。

 

わりと有名な曲はCMなどにも使われて、ご存知の方も多いかと思います。

 

 

 

聴けば聴くほど親しみやすいメロディーで、ポップ良し、バラード良しという感じで、1978年リリースの"Change of heart"というアルバムは、当時の私のお気に入りでした。

今でもウォーキングのBGMとして聴いています。

 

何がどういい…って自分の中でずっとうまく説明できなかったのですが、コロナ禍で世の中の動きが止まった時期にあらためてこのアルバムを聴いた時、ようやくわかりました。

 

エリック・カルメンの曲自体いいのですが、曲演奏のまとまりがとてもいいのです。

このドラム…ジェフ・ポーカロっぽい…と思って調べたら、好きな曲が彼の演奏だったので嬉しく思いました下矢印

 

 

歌手のエリックにしか目が向いていませんでしたが、意識せずに大好きなドラマーを聴いていたとは、自分でも驚きました。

 

今の時代は1曲1曲聴くのが主流ですが、当時はアルバム1枚を通して聴くものだったので、曲の繋がりも重要でした。そういう意味でも、心地よい流れのある秀逸なPOPアルバムです。

 

 

自分が聴いてきたアーティストの訃報が届く度に寂しい気持ちになりますが、今はこうして音源も映像も手軽に手に入り、いつまでも楽しめるのは本当に幸せな事です。

 

エリック・カルメン(74歳)どうぞ安らかにお願い