法隆寺の“玉虫厨子” | テプテプワイフのブログ

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奈良県御所市に住むテプテプワイフです。
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「法隆寺の“玉虫厨子”の“玉虫”ってなんですか?」
勉強中、子供たちに尋ねられました。

「“厨子”は、仏像を安置する入れ物で“玉虫”は、その装飾に使われていた“虫”のことやわ~❗“玉虫(タマムシ)”見たことないの?長柄神社や伏見とかで、去年、夏場に時より見かけたで~❗」

持っていた“タマムシ”を見せてあげました。

やはり、実物をみるため❗️この夏は“タマムシ”探しをせねば~✨

【玉虫(タマムシ)吉丁虫】
玉虫(ヤマトタマムシ)は昔から玉(宝石、輝石等)と同様に珍重されている“縁起の良い物”

箪笥の中に玉虫の屍骸を入れるのは、着物が増えるよう・虫が付かないように…との願くいからのようです。

タマムシ科は日本国内にも多くの種類があるが、中でも標準和名タマムシ(ヤマトタマムシ)として知られる種は、美しい外見を持つことから古来より珍重されてきた。

細長い米型の甲虫で、全体に緑色の金属光沢があり、背中に虹のような赤と緑の縦じまが入る。天敵である鳥は、「色が変わる物」を怖がる性質があるため、この虫が持つ金属光沢は鳥を寄せ付けない。

この種の鞘翅(しょうし、さやばね:外側の翅)構造色によって金属光沢を発しているため、死後も色あせず、装身具に加工されたり、法隆寺宝物「玉虫厨子」の装飾として使われている。加工の際には保存性を高める為にレジンに包む事もある。
「どのようにも解釈ができ、はっきりとしないもの」の例えを玉虫色というのは、見る角度で色が変わるこの虫に因む。
                                        ~ ウキペディアより~