許容性 | 晴れ時々ぼやき

許容性

対人関係において最も大事なのは、「許容性」なんじゃないかと最近思います。昨日も書いた通り、私は割と神経質な人間なので、他人の至らない所が結構気になるんですよ。

別に自分が完璧なわけでも何でもないんですけどね。そりゃあ仕事においては、半端なことは許されませんし、完璧主義を持ち込んだ方が良いんでしょうが、対人関係においてそれは致命的ですからね。お互いに罵りあって、粗探しをし出すとキリがありませんし、そんな関係は窮屈で仕方がありません。

当たり前のようですが、「自分も相手も不完全な存在」ということを認めた上で、見過ごせるアラはできるだけ見過ごさないとダメなんですよね。

その為には「努力したら直る」、「頑張ったら理想に近づける」という考えを他人に強要してはいけないんですよ。何と言うか、最近の私の悩みの根本は、このわけの分からない「完璧主義」と「努力万能主義」に集約されるんですよね。それを自分に適用するだけならいざ知れず、他人に対して持ち込むから、ギャップが生じるわけです。だからもっと肩の力を抜いて、「至らなくても構わない」許容性を手に入れられるように、考えを改めたいと思います。