学校から帰って来たお兄さんがソファにひっくり返って一言
クラスにインフルエンザが出た。
直ぐ前の席の人だと言う。
よく聞けば、今日 具合が悪くなって早退したとかではなく
既に休んでいるクラスメイトの話だそう。
わざわざ体温計を持ちだして“ダルイ”という。
その瞬間 お母さんが発した言葉といえば
・・・だまされるところだった。今日は予備校の日だ。
いや、本当にだるいんだって。潜伏期かも・・。
だめ。行きなさい。
それでも具合が悪かったら中山先生(塾長)に言って帰って来な。
渋々出掛けて行ったお兄さん
お母さんは 実は本当に体調不良だったら嫌だな・・と思いつつ
しばし時計を眺め、携帯のメールをチェックする。
しかし、帰って来たお兄さんは何事も無かったように元気である。
やっぱり!!そう思うお母さんである。
これだから、お兄さんの体調不良は信じられないんだよなぁ