空家現象から考えられる土地の価値とは | 女性に優しいお家の相続 整理せいとんマイスター小林としひろ

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相続やおうちの将来を考える女性にとってなんとなく難しい不動産の世界をわかりやすく案内します。

こんにちは。

最近話題になっている空き家問題について考えたいと思います。

実は問題になっているのは地方の過疎地域よりも首都圏のバス便や一昔前の新興ニュータウンだと言われています。

首都圏だけに空家になっている数が劇的に違うわけですね。

 
不動産の価値の基準はバブル崩壊を経て資産価値から利用価値へと変わりました。

アパートを利回りで計算するようになったのがその証拠ですね。


もちろんいまでも路線価で土地を、再調達価格と経過年数で建物を計算する金融機関はたくさんあり、よって○○銀行ならこういう土地でローン額が出やすい、という話題になるわけですが、本質的には資産価値から利用価値への移行の過程にあると思います。


その昔の土地価格は田舎では下落、都心では上昇、という二元論でした。また、住宅地は下落、商業地が下落、または住宅地で上昇、商業地で下落、のようなわかりやすい構図でした。


この格差がどんどん近い距離でも起こるようになってくると思います。○○区はアップだが△△区ではダウンなどです。さらには隣町ではアップだがこちらはダウン、ということも起こってきています。

ますます土地の利用価値が見分けにくくなってくると思います。


アパートに関しては駅や生活利便施設からの距離がベースにあるのは明らかですね。

さらには建物の築年や設備、規模、構造、間取りの域を超えて、意匠デザイン、利便性、特殊機能(防音性能や広い共用ゾーンなどなど)、誰が住んでいて自分がどのような時間を過ごせるかなど、生活に直結するライフスタイルや価値観がアパートの利用価値を表していくことになると考えられます。

このあたりから、アマゾン利用者のような、第三者の経験評価がさらに幅を利かせてくるんでしょうね。
「これを利用したが最高でした」などなどですね。

だんだんと複雑化していくなかで、いかに自分の物件の価値を差別化してPRできるか、が大切になりますね。