ども、不自由で制限のある僕です。
年末ですが、皆さんはいかがお過ごしですか。
僕はインフルエンザの蔓延のせいで、「スターバックスに行って本を読む」という唯一の楽しみが制限されてしまい、すっごくもやもやしてうずうずしています。
そりゃ、こういう時期にわざわざ感染のリスクが高いところに行くべきではない、というのはとてもよく理解できます。
間違いのない、ザ・正論です。
でもね、今の僕にとっては、精神的な落ち着きが得られるほぼ唯一の逃げ場所なんですよね(そう思い込んでいるだけかもしれないけど)。
まあ愚痴はこれくらいにして、昨日、福森伸さんが書かれた、『ありのままがあるところ』を読了しました。
福森さんは、知的障がい者支援施設しょうぶ学園の統括施設長をされており、これまでの知的障がい者の支援活動の中で感じてこられたこと・考えてこられたことをまとめられています。
↓この本です
読んでまず感じたのは、知的障がい者の捉え方が大きく、本当に大きく変わったことです。
健常者が障がい者を支援するということはなんなのか、てか、そもそも障がいがあるということはなんなのか、どういう状態にあれば障がいを持っていると言われしまうのか。
これまでは、“普通”のことになんらかに不自由があって“普通”にできないことを障がいと言うのである、となんの疑問もなく思っていましたが、そもそも、この“普通”とはなんなのでしょうか。
むしろ、いわゆる「障がい者」の方が生物としては“普通”なのかもしれません。
そして、最後のこの一言に福森さんのこれまでの活動を通じて得られた思いが凝縮されているといえるでしょう。
「『障がい者』の社会適応だけを強調するのではなく、社会が生活様式の多様性を拡大し周囲の健常者の認識が変容されるべきだ。『障がい者』をありのままに受け入れていく思想こそが求められるのである。/なぜならノーマルとは何かは永久に曖昧なのだから。」
一度、しょうぶ学園に行ってみようかな、と思いました。
