昨日が最後のクリニックでの透析になった。
今週の初めから、透析の度に担当のナースたちに挨拶していただく。
その度に移植が近づくのを実感し、また、うれしくもあるのだけど、両隣で透析をしている人を無視してはしゃいだ気分にはなれない。あまり大きな声にならないように、しゃべり過ぎないようにした。
まだこれから熱でも出してしまったら、半年移植が伸びてしまうし、ここのところの体調は不安定だ。また、移植がうまくいってもインフルエンザは怖いし、またどんな拒絶反応が出るかもわからない。
せっかくもらう腎臓だから本当に大切にしてはいきたいが、また、透析に戻らざるを得なくなることもあるだろう。すべてに感謝し最大の努力はするが、どんなことが起きてもじたばたはしないように生きたい。
奥さんから最低10年持たせてよ、といわれているが、もちろんそれ以上にしたい。しかしこればかりは運を天に任せるところもあるだろう。いつも最悪を考えて、努力する。しかし、決して臆病にはならないのが経営者の務めだったが、この移植に対する考え方・姿勢ももこれと基本的には同じ心構えだろうと思う。
一昨日、会社の全メンバーに移植の話をし、私が仕事できない間のさまざまのことを言い伝えた。その後、社員全員で食事会。私に遠慮してか、周りの耳・目を気にしてか、ほとんど移植の話にはならない。それでいい。
タイ料理をつまみにビール2杯にシークヮーサーサワーを1杯。
昨日、大学院の友人とランチの約束していたが、体調がいまいち(体温測ったら36度9分)なので中止して電話でいろいろ話す。移植の話もあって伝えるつもりだったが、電話になった。ともかくびっくりするほど用心深くなっている。
クリニックで体温測ると36度だったので、部屋が暑かったのと昨晩の酒が原因で36度9分だったのかも…。
その後も今日も、体温は36度。
ともかく毎日、うがい、外出はマスク、と決めている。
精神状態は、体調が不安定にもかかわらず、安定していて良好である。
移植手術のこと、昨日弟に告げる。
3・4年ぶりくらいに会った。
弟も会社を経営しているため、なかなかお互い忙しくて会えない。
3月に会おうと約束していたが、ここまで延びた。
腎臓を患っていたことも、透析のことを話すのも初めてで、
びっくりしていた。
弟のほうも、仕事のこと家族のこと、家族と自分の健康のことといろいろ大変。
人生は、歳をとるほど大変になる。
人生というものがどんなに苦難に満ちているかを本当に知るのは、50代60代になってからかもしれない。
その後、某団体の理事長にやはり移植を告げる。私がここの副理事長をしているからだ。本当は、内容を告げたくなかったが、どうして私がいない間のことを納得しておいてもらわなければならないので、相談というかたちで話し、その後の理事会等への対応をお願いする。
これで家族と会社以外で移植を知るもの、5名。
あと一名に伝えなければと思うが、昨日から連絡が取れない。
今日は、移植手術を知る人の一人が、私がいない間の仕事の打ち合わせに来る。
風邪ひきたくないのに、体調はなんか弱々しい…。
一生懸命うがいをしている。