病気なんか誰だってなりたくないよ。
でも、なる時はなるのだ。
気をつけてるとか気をつけていないとかではなく、なる時は否応もなくなるのだ。
思えば私の人生も、自分の腎臓によって、大きく回転してきた。
急性腎炎になったのは、小学校の2年生の冬だった。たぶん12月後半。
最初は風邪だった。
おしっこが黄色くなって赤くなって、顔が浮腫んだの4日目ぐらいだった。
母親が心配して、当時の掛り付け医に訴えたが、風邪だから心配ないと、
片づけられた。
その2,3日後、くい下がった母親が尿検査をさせ、
尋常でないことが分かった。
医者をかえた。
それから徐々に回復した。
母親が必死に腎臓病対策をしたおかげだった。
学校を三学期休んだ。
それでとりあえず慢性腎炎にはならずにすんだようだった。
しかし、3年生になっても体育だけは見学させられた。
学校側は、あいまいな対応だった。母親が断固として休ませた。
担任の先生もそれを支持してくれた。
それで、慢性腎炎からさらに身を守れたような気がする。
しかし、いまおもえばそう簡単なものではなかった…。