今年の秋で腎移植して10年になる。

クレアチニンはほぼ0.8代で落ち着いている。毎日R1のヨーグルトを飲み、月曜日から金曜日までしっかり仕事をして、週に2、3日は外で会食し、週に5日はワインかウイスキー、たまに焼酎を飲み、週に1回はジムに行く。出張は平均月に3日程度。

体重は昨年の秋に74キロあったものが正月から太り始め現在は78キロくらい、そろそろ暖かくなってきたので、歩いて、食事に気を付けて72キロを目指そう。

この前、透析を中止し亡くなってしまったというニュースがあったが、あれはどうしてもおかしい。中止に誘導したとしか思えない。中止したらたちどころに亡くなってしまうの目に見えているのに、わざわざシャントの再建手術を受けに行った患者に、なぜ中止を選択させるのか?

透析は、つらいと感じるかもしれないが、私はそんなにつらいと思ったことはなかった。これは透析する病院によるのかもしれない。シャントを作った病院での透析は、なんだか雰囲気は暗く、無機質な透析室で感じが悪かった。そんなとこでずっとするのは嫌だなと確かに感じたことがあったけど、それでも透析があるから生きられる、というのが何物にも代えがたく、ただただと透析という治療に感謝していた。そして、今でも感謝している。

幸い退院して透析専門の病院に移ったが、実にここは良かった。

看護師たちが優秀でヒューマンな対応だった。私はデパ地下でお弁当を買ってきて、透析の間にゆっくり食べるのが楽しみだった。

おかげでデパ地下のお弁当はすべての種類を食べつくした。

あのニュースを聞いて大切なのは、シャントや透析の病院選びなのかもしれないとしみじみ思ったりしている。