京橋に友人の個展を見に行く。

出会って今年で40年になる。

出会ったのは私の大学のバリケード。

彼は某国立大学の全共闘。

たまたま夏休みに彼の妹である我が全共闘のゲバルト・ローザ(当時そんな風に言われる女の子がどの大学にもいた)に会いにきた

当時彼女のボーイフレンドだった私がそこで紹介された、というわけだ。

もしかしたら、義理の兄弟になるのではないかという、不思議な感じをもった。しかも、なぜか相性がよかった。


彼は図工の教師になり、絵描きになった。

そして毎年のように個展を開いている。

私は飛び飛びながら、ずっと彼の絵を見続けてきた。

そして、今日はじめて彼の絵画を購入した。

コルドバの白い街の風景画である。


40年かけて、彼の絵画はとても純化してきている。

シンプルな構成美の中に、やさしい白壁のぬくもりと、

底ぬけに澄んだ空が見える。

そんな絵を二枚購入した。

事務所と自宅に飾ろう。

スペインの晴れやかな「気」に癒されるのだ。