私が透析に入ったことを知っている人は極めて少ない。家族や医療関係者を除いて7人だけだ。腎不全を知っていたのも同数。つまり、普段仕事で付き合っている人は、多くの社員もクライアントも私が腎臓を患っていることなど思いもよらぬのだ。
こうした環境の中で一日のタンパク摂取量を17グラムから25グラムの間に抑えて、コントロールしてきた。自分で計量スケールを使ってすべての食材の重量を測って、自分で3食食事や弁当を作ってきたのだ。宴会のときも、すべて頭でまでタンパク量カロリーを計算してたべていたし、食事はすべて、一日後とカードのつけて整理してきた。
さて、どうして病状とか知らせないかというと、私が中小企業の経営者であるからだ。いやなことだけど、私が病気であることを知ったら金融機関は融資をしなくなる。したとしてもかなり厳しい条件を突きつけてくる。そんなことは経営を30年もしてくれば骨身にしみてわかっている。したがって、会社を守り、社員を守るためには、一切そうした情報を外に漏らすわけにはいかないのである。
これはけっこう厳しいよ。
早く後継者を作りたいのだが、これもまた、なかなか…。