小学生のチームを1年弱みて思ったこと。
コーチの仕事はサッカーを「教える」ことなんだろうか?
です。
よく、コーチやってるって言うとすごいですね。とかそんな上手なんですね。とか言われたりするけど残念ながら自分は選手として何か残したわけでもないしすごいわけでもない。
そんな自分がコーチやってきて思ったことが、コーチ=サッカーのやり方を「教える」ことではない。です。もちろんたかが一年やっただけでこの結論に至ったとかいう訳ではなく、あくまで「今のところは」です。これが10年やったらやはりコーチ=サッカーを教えること。になってるかもしれません。
理由は色々あるわけで、まず1番の理由はビラスボアスであったりモウリーニョに代表されるように、プロとしての経験がないコーチがプレミアやったり、リーガやったりの一流チームを率いているという事実があること。彼らはサッカーをやらせれば率いる選手より間違いなく劣るはず。サッカーのやり方は選手の方が分かってるってことになるのでは?と思うわけです。でも彼らは監督として一流の手腕をふるってる。彼らがサッカーを「教えてる」のならコーチは選手よりうまくないといけない。ってことになると思うわけです。
それに教えるって言い方にしてしまうと教えればパスは通せるようになるわけで、シュートも決めれるようになるわけで。笑
でも実際はそうじゃない。
足を使ってやるわけで、成功率は低いわけで。
もちろん、サッカーを始めたばかりの子供に足の甲で蹴るのがインステップキックで内側で蹴るのがインサイドキックで…って言うのは教えれると思います。だから小学校の低学年くらいまでは「教える」でも通るのは通ると思います。でも、他人がその人のプレーに干渉できるのってそこまでですよね。同じインサイドキックでも人によって蹴り方は違うし得意不得意もある。じゃあ自分のやってる蹴り方を全く体のつくりのちがう人間に教えていいのだろうか?っていうふうに思うわけで。もっと言えばプレーの仕方もそのチームによって違うわけで、ロングボールを放り込むのがいいプレーのチームもあるし、それが悪いプレーのチームもある。スコアや時間帯によっても変わってくる。
つまり、正解ってもんが少なすぎると思うんです。だからサッカーを「教える」にしてしまうと色々おかしくなると思うんです。
ピッチに立ってプレーをするのは選手だから他人であるコーチが干渉できるのは準備の段階までだと思うわけです。
だからコーチの役割っていうのは「教える」のではなく「準備をする、させる」ことだと思います。
まずはどんなサッカーをするのかをチームとして明確に打ち出す。大まかなボールの進め方、どこでボールをとるのか、ポゼッションするのかカウンターを狙うのか…とか。DFはゾーンかマンツーマンかとか。
で、それが試合でできるようにその状況を多くひきだすような練習メニューを組む。動き方を指示する。この指示する行為が「教える」ととられる一番の理由かもしれません。でも指示するだけです。
で、試合でそれができるメンバーを試合に出す。選手を鼓舞する。
それで、できたところ、できなかったもころをまた同じサイクルで修正してまた試合…っていう流れ。
これら全部準備ではないでしょうか?
試合になればよりよくなるために選手に指示をだす。これも次のプレーの成功率を高める準備ではないでしょうか?これは教えてるんでしょうか?
教えれるのならコーチはできるのでは?プロになれているのでは?っていう話になってきますよね。
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