さあ、毎年恒例の「最終記事」です!
2012年の大晦日を迎えました。
今年も沢山の方々のお陰で
充実した楽しい日々を過ごす事が出来ました。
本当にありがとうございます。
心より感謝しています。
2012年もまた人との繋がりが印象的な一年でした。
美容師という仕事をしている上で
人との関わりはとても大切な事で、
ある意味、自分自身が商品のひとつであり
どれだけ多くの方と接点を持つかという事を意識した一年。
一週間の間に何人新たな出会いが出来るのか・・・。
そして、美容師である自分の存在を知ってもらえるのか・・・。
サロンに来て頂いているお客様を通じて
紹介を頂く事もそのひとつではありますが
サロン以外のプライベートの時間であっても
それに変わりはなく、自分の足を使って
様々な場所に出向く事も勿論、
美容師として大切な事なんだと思います。
そして、今年出会った方々の多くは
まさにそれらを実践している素晴らしい方ばかりでした。
そこに職種は関係無く、
人として魅力的な方々ばかり。
美容師としてヘアデザインという商品を売る事、
またアパレル業であれば洋服やコーディネートを売る事、
飲食業であれば美味しい食事や飲み物を売る事、
あらゆる職業において売る商品というものがあると思うのですが、
消費者からすれば、物凄い数の選択肢がある訳で
その中から自分のお気に入りを見つけ出し
日々選択しながら生きているものです。
では、消費者に向けて商品を売る側からすれば、
無数の選択肢の中から自分が売る商品を選んでもらうには・・・
という事を考えるのが当然、必要不可欠。
皆さん、それぞれにアイデアを出し、
様々なアプローチでそこに挑む訳ですが、
今年、強く感じた事は・・・
大袈裟な言い方をすれば
商品自体では無く、その商品を売る人によって
商品価値は無限に上がるものだという事。
勿論、最低限の商品のクオリティーや価格なども選択基準にはなるのだけれども、
売る人、作る人の
商品に対する想い
お客様に対する想い
仕事に対する想い
それらが人の心を動かし、
期待感、安心感、満足感を生み出すという事。
同じ様な商品なんて幾らでもあるこの時代。
でも、あの人の居るお店に行こう!
少なからず、自分はそんな基準で選択しているように思うのです。
商品自体ではなく人が選択基準なのです。
当たり前といえば、当たり前の事ではあるけれど、
当たり前という事自体が曖昧な時代だからこそ。
またハイテクな時代だからこそアナログなコミュニケーションの
価値が上がっているのだと思う。
まさに今、こうやってブログというツールを使って
自分の想いなどを伝える事は出来るけれども、
直接、顔を合わせお互いの表情や声のトーンや仕草などを実際に感じながらの
コミュニケーションに勝るものは無い。
結局、何が言いたいかと言うと・・・
時代に流されて楽をするなという事。
どんな時代であっても変わらぬ大切な事は存在し、
それが今の時代では効率が悪いだの
面倒くさいだの・・・
時代をキャッチして、最先端を使いこなす事をしつつも、
それに頼りきる事なく、
一番大切な事は何かを見極める事が大切だなと。
そんなこんなな2012年。笑。
皆様、良いお年を!!!!!!!!!!
2012.12.31
ZUSHI TEPPEI