SNSやYouTubeだけを見ていると、僕の活動もすべてが順調そうに見えるかもしれません。
でも、現実は決してそんなことばかりではなく、僕自身、これまで何度も大きな壁にぶつかってきました。

そんな時期に僕がどう対処してきたのか、そして今でも意識していること。
さらには最近起きた、自分でも驚くような「面白い話」を、少し共有させてください。

先日に書いたこちらの話もまだの方は是非とも。

無料記事↓

 

本題の部分は以下に

 

 

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最近、ずっと悩んでいる事があります。
それは**「機材が増えすぎて、音の芯に迷いが生じている」**ということ。
部屋を見渡すと、ベースもエフェクターも、周辺機器もかなりの数になっています。もちろん、プロとして現場の要求に120%応えようと思えば、選択肢が多いことは一つの「必然」かもしれません。でも、ふと思うんです。
「果たして自分は、これらすべての機材を、手にとって鳴らし切れているだろうか?」と。

 

憧れの「ミニマリズム」

 

 

今回のコンテンツは、最近ふとしたきっかけで思いついた「基礎トレーニング」の一つです。 指の筋トレ、弦飛び、瞬時の移動、ポジション把握、そして運指フォームなど、上達に欠かせない複数の課題をギュッと凝縮した内容になっています。

実は僕も、初めてこれに挑戦したときは思うようにスピードが上がらず、かなり苦戦しました。今でも、ある程度スピードを上げてこのメニューを1回通すだけで、指が疲れてしまうほどです。

時間にしてわずか数分の短いメニューなのですが、その分、中身の濃いトレーニングになっています!

 

続きは↓

 

 

音大の生徒で陥ってる人が多く、見ていて可哀想になる感じにもなります。その都度アドバイスはしていますが、僕自身も思うのがSNSは便利だけど追っかけすぎるとしんどいよね。という話です。

スマホを開けば、人間業とは思えないスラップや、ギターより速いソロ動画が次から次へと流れてくる。

「あんな風に弾けないと意味がないのか」「自分はなんて才能がないんだ」と、凹んでしまう。

でも、少しだけ立ち止まって考えて見れば
、その「切り取られた動画」に圧倒されて、自分の積み上げてきた音楽を否定してしまうのは、あまりにも勿体ないなと。
情報がなかった時代と、溢れすぎている現代の両方を見てきた僕から、自分的「これからのベースや音楽との向き合い方」をお話しします。

1. 「情報の空白」と「情報の洪水」
僕がベースを始めた頃、情報は驚くほど乏しいものでした。
主なソースは音楽雑誌でしたが、正直言って間違った情報も多かったし、本のコピー譜なんてデタラメだらけ(笑)。映像資料もVHSのビデオテープを、テープが伸びたりするまで見返したり、巻き戻しては、海外の一流プロの演奏を必死に盗み見たものです。変なビデオもいっぱいあったな〜。

それに比べれば、今は本当に恵まれています。
世界トップクラスの演奏が4K画質で見られるし、正確な理論も指使いも一瞬で手に入る。
でも、恵まれすぎているからこそ、今の時代はしんどい。

以下は自分への課題であったり理想としている事。

1.「正解」がすぐそばにあるからこそ、それと比較して「自分はできていない」という突きつけられ方を毎日、毎秒受けてしまう。情報の洪水に溺れて、自分自身の「音」を見失いやすくなっている。そんな気がします。

2. テクニックは「競技や筋肉自慢」ではなく「語彙」
テクニックを磨き演奏能力が上がったのは素晴らしいことです。技術があることは、間違いなく表現の幅を広げてくれます。僕も絶対に無いよりかは、あったほうが良いという考えです。
だからプロになって25年経った今でも物凄く練習をします。

でも、テクニックは使い方次第。
難しい専門用語を並べられて早口で猛烈に喋られるとちょっとウザく感じられるかもしれない。逆に、シンプルな言葉なのに、なぜか説得力があって深く心に残る。そんな人の話には、誰もが耳を傾けたくなります。

ベースも同じで。「物凄い」と言われるベーシストは星の数ほどいますが、「1音が凄い」「この低音に身を預けたい」「安心感に溢れている」などの人は、限られた人しかいないと感じます。何故ならそれが簡単に真似が出来ないから。

3. 「自分だけのトーン」という最強の看板
長く音楽を続けていくために必要なのは、速弾きよりも**「自分のトーン」**を構築することに最重要意識を。

* 音一発で「その人」だとわかるか: 派手なフレーズではなく、ルートを一発鳴らしただけで「あ、これはあの人の音だ」と感じさせる説得力。

* 自分自身のブランド(キャラ)を育てる: どんな生き方をして、どんな想いで弦を弾いているのか。その「人間性」が音に乗ったとき、初めて唯一無二の価値が生まれます。

末長く一緒演奏する人に愛されるベーシスト(音楽家)を目指すなら、動画の映えに気を取られて、自分を見失う事をしない様に心がけたいです。

4. ベースの真髄は「現場の空気」と「対話」にある
ベースは、ほぼほぼ誰かの音と混ざって初めて完成する楽器です。

生での演奏、アンサンブル。
この「現場の感覚」こそが、SNSの綺麗に作られた動画では絶対に手に入らない感触。

5. ネットの世界で戦うなら「派手さ」「エンタメ感」を全開に。
もちろん、インターネット上で活動し、仕事を作っていく道も今の時代の正解です。
そこを目指すのであれば、ある種の「派手さ」や「キャッチーさ」は戦略として不可欠になります。そこを目指すならとことん凄さや笑いなどのエンタメ感を追求。

速弾きや長舌テクニックがキャラとなる人も。そこを目指すならとことんそこを目指し、SNSの「瞬間最大風速」を目指したい。「長続きするかは未知数」

* ネットでの華やかさ: 自分の存在を知ってもらうための「きっかけ」
* 現場や実演奏での信頼感: 聴き手を虜にし続けるための「本質」

この両方が、上手く行くと最高ですよね。
テクニックに振り回されるのではなく、テクニックを「自分を売り込むためのツールの一部」としてひけらかすでは無く必要なシーンで使いたい。

まとめ:レシピを超えた「自分の音」を求めて
今は、ネットを探せば誰でも「正解のレシピ」が手に入る時代です。
その通りに作れば、ある程度安定した、誰からも文句の出ない味の料理は作れるでしょう。
でも、みんなが同じレシピを見て、同じ味の料理ばかりを作っていたら、似たり寄ったりで何か物足りない。それなら、AIが作る音楽で十分だ、ということになってしまいそう。

音楽の面白さ、そしてベースという楽器の醍醐味は、**理屈、理論や文字ではどうしても表現しきれない「感覚の部分」**にこそ宿るはずです。
目から入ってくる「視覚情報としての音楽」ばかりに気を取られすぎずに、自分の耳を信じ、人に何かを感じてもらえる様な音を鳴らす。

僕自身も、目で追うばかりでなく、もっと耳を、もっと心を研ぎ澄ませて、自分にしか出せない音を追求していきたいと思います。

プロ活動を始めて25年。生き残ってキャリアもついて来たのでしっかりと教えたり、伝えたりしても良いと感じる年齢になって来たので書いて見ました。

3月は卒業、4月からは新入生も入って来る入れ替えの時。両者色々な思いがあると思いますが、大事な点は同じだと思っています。

さぁ今日も演奏を頑張ろう!
一緒に課題をこなしたい方は是非購読して見てください😊

 

 

昨日は、Teppeiトリオのホームグラウンドでもある溝の口「Neonera(ネオネラ)」さんにて、初のジャムセッション企画でした。 「人は集まってくれるかな?」という不安もありましたが、蓋を開けてみればベーシストの方が大勢! 総勢7〜8名ほどでしょうか。一巡するのも一苦労なほどお越しいただき、本当に嬉しかったです。プロのベーシストの方も数名!!

 

今回は僕の足元(エフェクターボード)に皆さんのベースを差し替えて演奏していただいたのですが、機材が全く同じでも出てくる音は三者三様。改めて「弾き方や鳴らし方」こそがその人の音を作るのだな、と痛感しました。

このペダルシステムに、皆さんのベースを繋いでいただきました!↓

 

ピッキングは研究し続ける意味があるし、楽しさもあります。
引き続きこのnoteでは研究の成果を発信したいと思います。

ジャムセッション自体は地元の福岡にいる頃によく参加していました。
でも主にジャズの方が多かったかな。。
嫌がらせを受けたり、いじめっぽい感じがあったり、挨拶しても無視されたりと、嫌な思いもいっぱいしたな、、それでジャズが嫌になった時期もあります。そんな事をしても誰が楽しいの?音楽は発展する?そんな意地悪な人がいい音出してるのか?

昨日のセッションで一番強く思っていたのは、**「初心者の方に、嫌な思いや変な緊張をさせたくない」**ということでした。自分自身、現場で転ぶ悔しさを知っているからこそ、誰もが安心して楽しめる場にしたいという気持ちが大きかったんです。

福岡にいた頃は、ファンク系のジャムセッションというのはあまり無かったように記憶しています。そのため、そういった楽曲は主にセッションライブの本番で演奏していましたね。あとは授業の課題曲として、世界的なスタンダードナンバーを一通り網羅していたように思います。

今振り返ると、当時それらの曲を知り、練習し、体に叩き込んでいたことには大きな意味がありました。ファンクのスタンダードは構造がシンプルなので、一度覚えてしまえば楽譜なしでも自由に演奏できる強みがあります。

最近では「昔の曲」は生徒さんへの受けがあまり良くないのか、大学の授業などでも以前ほど取り上げられていないのかもしれません(直接アンサンブルの授業を受け持っているわけではないので、推測ではありますが)。

しかし、楽器プレーヤーとして「集まった瞬間にパッと音を出せる楽しさ」は格別です。その即興性を支えるのは、やはり共通言語としてのスタンダード曲。プレイヤーを目指すなら、一通り押さえておいて損はありません。

こちらのサイトで、押さえておくべき曲が上手くまとめられています!↓

 

 

セッションの場では、当然ベースソロを回ってくる機会も増えます。 しかし、ソロは容易に弾けるものではなく、事前の研究や積み重ねが必要不可欠です。

「ソロを弾く」という課題を自分に課すことは、練習の大きなモチベーションになります。また、メロディを構築する中で新しい音使いの発見があり、それが結果として、土台を支えるベースラインの構築にも確実に活かされていくはずです。

ずっと同じネタで弾き続けるにも飽きが出てくるので、常にコピーを続け新しいフレーズを自分なりに消化して自分の歌い方、表現で弾く事が今の日々の練習の大半になっていますね。その過程でこのnoteでは譜面も掲載して今これを練習していて実際に自分のプレイの中に取り入れたい!などのネタバレ記事も沢山あります(笑

普段から生徒さんを見ていて思うのは、圧倒的な「コピー不足」です。 これは例えるなら、単語をほとんど覚えていないのに、特定の話題の輪に入って喋ろうとしているようなもの。言葉を知らなければ、上手く喋れないのは当然ですよね。よほど天性のお喋り上手(天才肌)でない限り、話題(曲)に対して適切な知識(フレーズ)が引き出しから出てくることはありません。少なくとも僕には無理です、喋れません(弾けません)。

 

そして何より難しいのが、コピーしたり仕込んだりしたフレーズが、いざ現場(本番)で上手く弾けないことです。いわば「最終目的地で転んでしまう」ような感覚。これは僕自身もしょっちゅう経験することです。

フレーズが完全に体の一部になり、歌うように自然に出てくるまでには、相当な弾き込みが必要です。これが一番の難関かもしれません。かと言って、家で一人で練習し続けているだけでは、その壁を越えるのもまた難しい。 外に出て、人と合わせ、実際のアンサンブルを数多く経験してこそ、ようやく「自分の音」として身に付いていくのだと痛感しています。

 

僕の普段の仕事である演奏、サポート、レコーディングにおいて、ベースソロを弾く機会は全体の0.1%にも満たないほどわずかです。

 

「それならソロの練習は必要ないのでは?」と思われるかもしれませんが、実はそうではありません。先述した通り、ソロの練習はベースラインの構築に役立つだけでなく、究極のリズムトレーニングにもなっているからです。

 

実際、アドリブを弾きながらリズムを完璧に安定させるのは、至難の業。ソロという自由度の高い表現の中でリズムをキープする鍛錬こそが、巡り巡って本業の「支えるベース」をより強固なものにしてくれています。

 

今回のセッションを経て、ぜひ2回目も企画したいと強く思いました。次回の開催に向けて、僕自身も新しいフレーズや「自分の歌」をさらに磨き、よりリズミックでメロディックなベースラインが弾けるよう精進していきます。

 

こうして自分の力を発揮できる場があることは、目に見える練習の目標になります。目的意識を持ちながら、日々の練習に取り組めるのが何より楽しいです。

 

そのための「Teppei Trio」であり、セッション企画です。もちろん、お声がけいただくセッションライブの一つひとつも、自分にとっては大切なチャレンジの場。これからも挑戦し続けていきます。

 

長々とありがとうございました。
また、今回とても嬉しかったのが、ご来場いただいたプロのベーシストお二方から「note、ずっと読んでいます」と声をかけていただいたことです。実は、プロの方からこっそりそう言っていただけることが意外と多く、いつも身の引き締まる思いで更新しています。

 

セッションの現場での気づきや、日々の練習の「ネタバレ」など、これからも本音で綴っていきます。ご興味のある方は、ぜひBackstage Passの方もチェックしていただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします!