昨日は、Teppeiトリオのホームグラウンドでもある溝の口「Neonera(ネオネラ)」さんにて、初のジャムセッション企画でした。 「人は集まってくれるかな?」という不安もありましたが、蓋を開けてみればベーシストの方が大勢! 総勢7〜8名ほどでしょうか。一巡するのも一苦労なほどお越しいただき、本当に嬉しかったです。プロのベーシストの方も数名!!
今回は僕の足元(エフェクターボード)に皆さんのベースを差し替えて演奏していただいたのですが、機材が全く同じでも出てくる音は三者三様。改めて「弾き方や鳴らし方」こそがその人の音を作るのだな、と痛感しました。
このペダルシステムに、皆さんのベースを繋いでいただきました!↓
ピッキングは研究し続ける意味があるし、楽しさもあります。
引き続きこのnoteでは研究の成果を発信したいと思います。
ジャムセッション自体は地元の福岡にいる頃によく参加していました。
でも主にジャズの方が多かったかな。。
嫌がらせを受けたり、いじめっぽい感じがあったり、挨拶しても無視されたりと、嫌な思いもいっぱいしたな、、それでジャズが嫌になった時期もあります。そんな事をしても誰が楽しいの?音楽は発展する?そんな意地悪な人がいい音出してるのか?
昨日のセッションで一番強く思っていたのは、**「初心者の方に、嫌な思いや変な緊張をさせたくない」**ということでした。自分自身、現場で転ぶ悔しさを知っているからこそ、誰もが安心して楽しめる場にしたいという気持ちが大きかったんです。
福岡にいた頃は、ファンク系のジャムセッションというのはあまり無かったように記憶しています。そのため、そういった楽曲は主にセッションライブの本番で演奏していましたね。あとは授業の課題曲として、世界的なスタンダードナンバーを一通り網羅していたように思います。
今振り返ると、当時それらの曲を知り、練習し、体に叩き込んでいたことには大きな意味がありました。ファンクのスタンダードは構造がシンプルなので、一度覚えてしまえば楽譜なしでも自由に演奏できる強みがあります。
最近では「昔の曲」は生徒さんへの受けがあまり良くないのか、大学の授業などでも以前ほど取り上げられていないのかもしれません(直接アンサンブルの授業を受け持っているわけではないので、推測ではありますが)。
しかし、楽器プレーヤーとして「集まった瞬間にパッと音を出せる楽しさ」は格別です。その即興性を支えるのは、やはり共通言語としてのスタンダード曲。プレイヤーを目指すなら、一通り押さえておいて損はありません。
こちらのサイトで、押さえておくべき曲が上手くまとめられています!↓
セッションの場では、当然ベースソロを回ってくる機会も増えます。 しかし、ソロは容易に弾けるものではなく、事前の研究や積み重ねが必要不可欠です。
「ソロを弾く」という課題を自分に課すことは、練習の大きなモチベーションになります。また、メロディを構築する中で新しい音使いの発見があり、それが結果として、土台を支えるベースラインの構築にも確実に活かされていくはずです。
ずっと同じネタで弾き続けるにも飽きが出てくるので、常にコピーを続け新しいフレーズを自分なりに消化して自分の歌い方、表現で弾く事が今の日々の練習の大半になっていますね。その過程でこのnoteでは譜面も掲載して今これを練習していて実際に自分のプレイの中に取り入れたい!などのネタバレ記事も沢山あります(笑
普段から生徒さんを見ていて思うのは、圧倒的な「コピー不足」です。 これは例えるなら、単語をほとんど覚えていないのに、特定の話題の輪に入って喋ろうとしているようなもの。言葉を知らなければ、上手く喋れないのは当然ですよね。よほど天性のお喋り上手(天才肌)でない限り、話題(曲)に対して適切な知識(フレーズ)が引き出しから出てくることはありません。少なくとも僕には無理です、喋れません(弾けません)。
そして何より難しいのが、コピーしたり仕込んだりしたフレーズが、いざ現場(本番)で上手く弾けないことです。いわば「最終目的地で転んでしまう」ような感覚。これは僕自身もしょっちゅう経験することです。
フレーズが完全に体の一部になり、歌うように自然に出てくるまでには、相当な弾き込みが必要です。これが一番の難関かもしれません。かと言って、家で一人で練習し続けているだけでは、その壁を越えるのもまた難しい。 外に出て、人と合わせ、実際のアンサンブルを数多く経験してこそ、ようやく「自分の音」として身に付いていくのだと痛感しています。
僕の普段の仕事である演奏、サポート、レコーディングにおいて、ベースソロを弾く機会は全体の0.1%にも満たないほどわずかです。
「それならソロの練習は必要ないのでは?」と思われるかもしれませんが、実はそうではありません。先述した通り、ソロの練習はベースラインの構築に役立つだけでなく、究極のリズムトレーニングにもなっているからです。
実際、アドリブを弾きながらリズムを完璧に安定させるのは、至難の業。ソロという自由度の高い表現の中でリズムをキープする鍛錬こそが、巡り巡って本業の「支えるベース」をより強固なものにしてくれています。
今回のセッションを経て、ぜひ2回目も企画したいと強く思いました。次回の開催に向けて、僕自身も新しいフレーズや「自分の歌」をさらに磨き、よりリズミックでメロディックなベースラインが弾けるよう精進していきます。
こうして自分の力を発揮できる場があることは、目に見える練習の目標になります。目的意識を持ちながら、日々の練習に取り組めるのが何より楽しいです。
そのための「Teppei Trio」であり、セッション企画です。もちろん、お声がけいただくセッションライブの一つひとつも、自分にとっては大切なチャレンジの場。これからも挑戦し続けていきます。
長々とありがとうございました。
また、今回とても嬉しかったのが、ご来場いただいたプロのベーシストお二方から「note、ずっと読んでいます」と声をかけていただいたことです。実は、プロの方からこっそりそう言っていただけることが意外と多く、いつも身の引き締まる思いで更新しています。
セッションの現場での気づきや、日々の練習の「ネタバレ」など、これからも本音で綴っていきます。ご興味のある方は、ぜひBackstage Passの方もチェックしていただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします!