Happiness ⑲ | TRIP 嵐 妄想小説

TRIP 嵐 妄想小説

嵐さん大好き♡
智君担当♪山好き♡で
皆様のブログを見ているうちに書きたくなってしまいました。
妄想小説です。腐っているので注意してください!
タイトルに愛を込めて、嵐さんの曲名を使わせていただいてます。
ご理解いただけると嬉しいです。



バイトはなんとか終り、赤いママチャリに跨る。

今日は皿を割ることもなく。

いつも通り動けたかっていうと、まだだけど。

この体でここまでできれば上出来だろ?

店長には念入りに明日はゆっくりしろと言われた。

俺、相当げっそりしてる?

自転車を漕ぎながら、頬を撫でてみる。

触ったくらいじゃわかんねぇな。

ショウ、昨日の弁当、食ったかな?

あいつ、フィギュアだから飯食わなくても大丈夫なのか?

でもシャワーは浴びせないと。

あんだけやって汗だってかいてるし……。

明日はシーツ洗って蒲団干すか。

ここんとこ、布団敷きっぱなしだし……。

コンビニ寄って、適当に菓子パンやカップ麺を買って家に急ぐ。

一人にするとウジウジするからな~、あいつ。

朝、起こさず出てったから怒ってるか?

俺だって、寝てていいなら寝てたかったよ!

「ただいま~。」

できるだけ元気な声でドアを開ける。

なんだ!?この匂い!

「お帰りなさい。」

パタパタと音がして、ショウが玄関までやってくる。

「ぅえっ!?」

にっこり笑ったショウがエプロンをして立っている。

裸で!

いや、裸かどうかはわからない。

が!

少なくとも上半身には着ていない!

骨ばった筋肉質な肩が見えてる。

肩ひもが下がりそうな撫で肩!

母ちゃんに持たされたエプロンは、何の模様かわからない赤地に青の幾何学模様。

それが、胸から太腿の真ん中辺りまで隠してる。

エプロンの裾から下も、もちろん男の足!

筋肉!

筋!

骨!

細っ!

「な、何してんだ!?」

「こういうの好きなんでしょ?」

「好き!?俺が!?」

「だって棚の中にあったよ?

 『新婚!エプロンの下は愛液で塗れた赤い花弁!』って。」

「何勝手に見てんだよ!」

靴を脱ぎ捨て、部屋の奥の本棚の下の引き出しを開ける。

奥の方に隠してあるDVD。

母ちゃんが突然来てもわかんないように。

「エプロンより白い制服の方がよかった?」

ナース服なっ!

制服って言うと誤解されるだろっ!

「探したんだけど、なくて。」

どこ探してんだよっ!

ウチにそんなもん、あるかっ!

「だから、似たようなので……。」

エプロンの裾を持ってクルッと回るショウ。

あ……やっぱり裸にエプロン……。

形のいい小尻がチラッと見える。

チラッじゃねぇな?

ズバッ!だな。

「どう?気に入った?」

気に入るか!?

そういう時に着るエプロンは白いフリフリっ!

間違ってもおばちゃんエプロンじゃないっ!

「ダメ~?」

俺の顔を見て、がっかりしたようにエプロンの裾をモミモミするショウを見て……。

なぜだろう。

なぜかしら?

可愛いなと思ってしまう。

「いや……。」

慰めたくなってくるのはなぜだ?

どう考えても、ギャグでしかないカッコなのに。

「いや……?」

ショウがうつむきがちな顔を上げる。

棚を元に戻し、立ち上がってショウに近づく。

俺を……楽しませようとしてくれたんだよな?

喜ぶと思ったんだよな?

「可愛いよ……。」

俺より高い位置にある、ショウの肩を撫でる。

「可愛い……?」

「ああ、可愛い……。」

「智……。」

自然と唇が重なって。

Hの為じゃない、優しいキスを交わす。

優しくお互いの唇をついばみ、小さな音をさせながら唇を合わせる。

「じゃ……してもいい?」

ショウがニヤッと笑う。

「え?」

一瞬の隙をつき、ショウの手が俺の背中に回り、ベッドに押し倒す。

「ま、待てっ。」

「待てないっ!ずっと待ってたんだよっ!」

ああ、そうだよな。

一日中、一人でいない俺を待って……。

外に出ることもできず、ずっと一人で……。

って、なるわけねぇだろ!

「うぉりゃあ~っ!」

「えっ?」

ショウを跳ね返し、玄関に置きっぱなしにしてあったビニール袋を持ってくる。

「まずは食え!そしてシャワーを浴びろっ!話はそれからだっ!」

「ちぇっ。」

ショウが舌打ちしてソッポを向く。

そう簡単にお前の手に乗るかっ!

「なんにも食べてないだろ?」

「昼に……弁当食ったよ。」

ソッポを向きながら答えるショウは、反抗期の子供だな。

裸にエプロンだけど。

「水分は!?」

「夕方、ビール飲んだ。」

「ビール!?」

ショウがチロッと俺を見る。

「あんなの見たら……。」

あんなの……?

あ、見たのか!?

俺の秘蔵DVD!

「ヤリたくなるし、智はあ~ゆ~のが好きなのかと思ったら……。」

あ~ゆ~の?

「細い肩とか……折れそうな腰とか……。」

ショウが自分の体を見て、またプイッとソッポを向く。

「小さくて可愛い顔とか……。」

反抗期の子供の顔のまま、自分の体を抱き締めるショウに、

胸の奥がキュッとする。

「バカだな……。」

頭いいはずなのに。

「バカってなんだよ。」

反抗期の子供が俺を睨む。

睨んでも……目の奥が不安で揺れてるのがわかる。

わかるんだよ、だって俺が作ったんだから。

「バカだからバカって言ったんだよ。」

「少なくとも智よりは頭いいはず!」

「裸でエプロンしてて、それ、説得力ねぇから。」

ハッとしたショウが、バツが悪そうにエプロンを外す。

裸のショウは……やっぱりカッコいい。

その腕が俺に伸びる。

俺の肩を掴み、グイッと引き寄せる。

広い胸で抱き締められ、俺もショウの背に腕を回す。

「ほんと、バカだよ、ショウは。」

「もう、バカって言うなよ。」

俺が側にいないと不安でいっぱいのショウ。

俺のことしか考えないショウ。

俺が作った、最高のフィギュア。

1週間しかいられない……俺の……。

「ずっと一緒にいるから。」

安心させるようにショウの背中を撫でる。

「ずっと?」

「ず~っと。」

「智……。」

俺をギュッと抱きしめるショウが可愛くて、ショウの背中をポンポン叩く。

「だから、安心しろ。何もしなくても……一緒にいるから。」

「うん……。」

大きな子供みたいなショウが、俺の首筋に顔を埋める。

「だから、まずは……。」

ご飯食べて、風呂入って……。

そう考えた時、俺の股間に固い物が当たる。

「えっ?」

体を離し、二人の間に目を走らせる。

大きな物が、ニョキッと立ち上がってる!

見上げると、照れ臭さをごまかすように、偉そぶったショウが言う。

「仕方ないじゃない。智の匂い嗅ぐとこうなっちゃうんだから。

 これ、智仕様!」

「だからバカだって……えっ?」

抱き上げられ、ベッドの上に押し倒される。

「ば、待てっ!」

「待てないっ!」

覆いかぶさって来るショウの顔がアップで……。

でも、その瞳の奥の揺らめきは……少しおさまった?