タヒチアンダンスからもらったもの

私がタヒチアンダンスを始めたきっかけは、結婚して仕事を辞めた時に、たまたま誘われて、地域のバレーボールチームでバレーボールを始めたことでした

全く経験もなかったけど、楽しくて1年位やってました

おじさんおばさんに混じって当時20代の私は上手になりたくて頑張りたい欲がだんだん出てきました

でも、年齢も経験も違う、楽しくやれれば勝ち負けはこだわらない人、勝てないと機嫌が悪くなる人などいろいろ居て、チームの方向性も方針も定まらないバラバラなチームに、悶々とした日々を過ごしてました

チームプレイって難しいなと思いました

そんな時にテレビでたまたま見たのが映画『フラガール』

最後の蒼井優さんがソロで踊ってるダンス

あのダンスカッコ良い衣装も可愛い

しかもダンスなら、勝ち負けはないし、自分が頑張ればちゃんと上手になれる

これが私がタヒチアンダンスを始めたきっかけです

フラガールという映画だけど、クライマックスで踊ってるのはタヒチアンなんですよー

それからずーっと踊ってきた訳ですが、約6年やってみて、チームプレイが嫌で始めたダンスだったけど、ダンスもチームプレイだなとわかりました

タヒチアンでも、1人で踊ることもあるし、大会では即興でソロを踊る部門もありますが、基本は群舞です

あまりチームプレイが好きではなかった私ですが、大好きな仲間ができ、一緒に踊ることが一番のタヒチアンダンスの醍醐味と楽しさだなと今は思っています

ダンスを通して知り合い一緒に踊ってきた友達は、年齢も違うしタイプもそれぞれですが、友達というより私の感覚では仲間という言葉がピッタリ

ステージに立つ緊張や、楽しいだけではなく時に厳しい練習、踊りのタイミングがピタリと合った時や揃った時の快感、本番中も次の衣装の早着替えを手伝ってもらったり、ミスをフォローしてもらったり、などなど書ききれない位ですがそんなたくさんのことを一緒に共有してきたからこそ、友達ではなく仲間だなぁと私は思います

私には大好きな仲間が居ます

タヒチアンダンスからもらった宝物です

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