早くブログ更新しろ!
言われました……。
自分の事をブログに書いたりとか、日記みたいなのは苦手なんです。
このブログも今年の2月から存在はしていたのですが、ずーっと無記事でした。
当初は、モビルスーツ研究者であるばうの長年の研究成果(オレオフィシャル)でも、つらつら書こうかな、
と思っていましたが、
たまさか、別なきっかけから“カメラ”の話ばっかり続いていますね。
おかげさまで、どこからどうこのブログを見つけたのか、
カメラ好きの皆さんからペタいただき、
またそこから新しい輪が拡がったりして感謝感謝です。
…と、言いながら、
今回のテーマはカメラでもガンダムでもありません。
期待されてた方(いるのかな?)には、こう、ウラキっちゃって申し訳ございません。(‥‥‥ひょぇー!!!!!)
ばうが以前に、他所様のブログにおじゃましてコメント欄に書いた、ある固有名詞について、友人から質問を受けました。
∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
「Stab/JG26」って?
なぁに??
∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
よぉし!了解!!
今回のブログ内容はそれで行きましょう!
『LUFTWAFFE(ルフトバッフェ)の編成(戦闘機)』について解説!!!!!!!!!!!!!!
~第2次大戦までのドイツ空軍の部隊編成です。
(戦争が嫌いな方とかには、不快かも知れませんね。ばうも戦争は嫌いですが、航空機とかに興味を持つ男の子の矛盾です。こういうの語るの、いつまで経っても好きなんですよね・・・。)
ドイツ空軍の戦闘機部隊の最小単位は、当初は3機編隊でした。
これを“ケッテ”と呼びます。
第2次大戦の前哨戦とも言われる“スペイン内戦”(1936~1939年)にドイツから派遣された“コンドル軍団”は、
名目上は義勇軍としての派遣部隊でしたが、
実質はドイツ軍の選抜軍隊による軍事介入で、
各種新兵器の実験も兼ねて、戦術のノウハウを取得する目的も有りました。
(余談ですが、スペイン内戦には、多くの文学者等が義勇兵としてや後方支援的に参戦しており、ヘミングウェイの「誰が為に鐘は鳴る」や、ピカソ(参戦はしていない)の「ゲルニカ」等の、文学,芸術作品も多く生み出されています。)
この軍団の戦闘機部隊“J/88”には、
本来ならば来たるべきドイツの直接戦争まで秘匿しておくべき最新鋭の戦闘機“メッサーシュミットBf-109”が、
試作段階のV型から、次々に改良されるB型,C型,E型まで惜しみ無く配備されました。
そんな中で、エクスペルテン(エースパイロット)のヴェルナー・メルダース中尉(当時)が、
このBf-109の高速性能を生かして編み出した、とされている最小戦闘単位が、
2機編隊の“ロッテ”戦法です。
ロッテ2個の計4機で“シュバム”を形成して、
状況に応じて4機→2機×2→4機と敵機に対応します。
このシュバムは、後にアメリカなど他国の空軍でも
“フィンガーフォー”という名称で採用して、
21世紀の現在でも、戦闘機の戦術編成の基本になっています。
人の手の親指以外の4指で、
中指を1番機に例えて、
その斜め後方やや上に人差し指、
反対側の斜め後方上に薬指、
さらに斜め後方上に小指、と配置して下さい。
それがフィンガーフォー(シュバム)です。
2機づつに分かれて行動する時は、
中指と人差し指、
薬指と小指
の2組に別れます。
シュバム編隊が3個(ないし4個)集まった部隊が、
“スタッフェル”=中隊です。
さらにスタッフェルが3個集まった部隊が、
“グルッペ”=飛行隊です。
グルッペには他に、4機から成る、
“グルッペンスタブシュバム”=飛行隊司令部小隊が付きます。
さらにさらにグルッペが3個(ないし4個、まれに5個)集まった団隊が、
“ゲシュバーダー”=航空団です。
ゲシュバーダーには他に、4機から成る、
“ゲシュバーダースタブシュバム”=航空団司令部小隊が付きます。
ドイツ語で戦闘機は“イェーガー(狩人)”ですが、
“JG”とは、
“ヤクト(狩り)ゲシュバーダー”で、
戦闘航空団と訳されます。
“NJG”だと、
“ナハトヤークトゲシュバーダー”で、
夜間戦闘航空団です。
他には、単発戦闘機ベースで対地・対艦攻撃機にした機体を使う航空団として、
“SKG(シュネルカンプゲシュバーダー)”=高速爆撃航空団,
“Sch.G(シュラハトゲシュバーダー)”=襲撃航空団,
などが有りました。
また、“ユンカースJu-87”を主力とする、
“St.G(スツーカゲシュバーダー”=急降下爆撃航空団
というカテゴリがあり、その名の通り急降下爆撃を任務としていたのですが、
戦術の変化などで、対戦車機関砲による地上掃射の任務が増え、
それでは低速のユンカース87では不利だという事で、
戦闘機である“フォッケウルフFw-190”が使用されるようになってきました。
そうなると“SKG”“Sch.G”“St.G”の3つのカテゴリは重なる部分が大きくなり、
1943年末から翌年にかけて、
“SG(シュラハトゲシュバーダー”=襲撃航空団、
として再編されました。
これら航空団,飛行隊,中隊の表記の法則は、以下の通りです。
例えば、西部戦線で活躍した「第26戦闘航空団」だったら、
“JG26”となります。
その司令部小隊が、
“Stab/JG26”です。
以下、飛行隊はローマ数字で、
中隊はアラビア数字で表わされます。
各飛行隊の司令部小隊は、ローマ数字の前に“Stab.”を付けます。
「第26戦闘航空団第Ⅱ飛行隊(Ⅱ/JG26)は、
第Ⅱ飛行隊司令部小隊(Stab.Ⅱ/JG26)と、
第4中隊(4/JG26),
第5中隊(5/JG26),
第6中隊(6/JG26)から成る」
という具合です。
「第26戦闘航空団の例」(配備定数※)
JG26 (計124機)
↓Stab/JG26 (4機)
→Ⅰ/JG26 (計40機)
~↓Stab.Ⅰ/JG26 (4機)
~→1/JG26 (12機)
~→2/JG26 (12機)
~→3/JG26 (12機)
→Ⅱ/JG26 (計40機)
~↓Stab.Ⅱ/JG26 (4機)
~→4/JG26 (12機)
~→5/JG26 (12機)
~→6/JG26 (12機)
→Ⅲ/JG26 (計40機)
~↓Stab.Ⅲ/JG26 (4機)
~→7/JG26 (12機)
~→8/JG26 (12機)
~→9/JG26 (12機)
(矢印“↓”“→”が、指揮系統です)
(“~”は、このブログをご覧になるパソコンや携帯などによっては、スペースだと詰められて表示されるのを防ぐ為に付けています)
※備考※
◆1943年10月以降は、各中隊の定数が16機になり、
航空団総数は160機になります。
◆また、1939~1940年には、
10(N)/JG26(第10夜間戦闘中隊)が追加編成されて、本土の夜間防空任務に就いていました。
◆さらに、1942~1943年には、
10(Jabo)/JG26(第10戦闘爆撃中隊)と、
11/JG26(第11戦闘機中隊)が追加編成されていました。
◇Jabo(ヤーボ)は“戦闘爆撃機”の部隊
(メッサーシュミット109のF-4/B型や、フォッケウルフ190のF型を装備)
である事を表します。
(後に10(Jabo)/JG2などと共に、SKG10(第10高速爆撃航空団)へと再編、さらにSG10他へ再編。)
◇第11戦闘機中隊は、メッサーシュミット109の与圧キャビン付きであるG-1型を装備して、高高度戦闘を任務としていました。
戦闘機の各飛行隊・中隊は、機体側面のマーキングでだいたい見分けられます。
バルカンクロイツ(十字マーク)の前側には、機体番号の数字(もしくは司令機を表す矢印のようなマーク)が有りますが、
後側には“横棒”“縦棒”“波線”などのマークが有ります。
第Ⅰ飛行隊=マーク無し
第Ⅱ飛行隊=横棒
第Ⅲ飛行隊=波線または縦棒
第Ⅳ飛行隊=丸印または十字
さらに、
前側の数字とそのマークの色で、
第1,4,7,10中隊=白
第2,5,8,11中隊=黒または赤
第3,6,9,12中隊=黄
となっています。
横棒で黒だったら第5中隊という具合です。
これは、当時の黒白で写した写真でも判読出来ます。
(黄色は、うっすらとグレーに写りますから。しかしさすがに、赤か黒か?は判らない場合も有ります。)
合理的なドイツ人らしさを感じるシステムですね。
もちろん、このマーキングの決まりは、守られていない場合や、イレギュラーもかなり有ります。
青や緑も存在するようです。
さて、前回まで以上にマニアックな話でついて来れましたでしょうか?
ここで、先ほどのロッテ編隊,シュバム編隊という戦術編成に話を戻します。
ていうか、無理矢理ガンダムばなしに持って行きます!
ガンダム等の戦争物ロボットアニメって、
だいたい3機編成(ケッテ)ですよね。
「モビルスーツは陸戦兵器だから…」という御意見も有るかもしれませんが、
宇宙でドッグファイトするには、4機編成の方が良いんじゃないかなと考えた事が有ります。
もっと航空機の要素が高いマクロスでさえも、
ファーストでは、スカルリーダーは大隊長なので、
バーミリオン小隊としては3機です。
フロンティアでは、SMS小隊は一応4機ですが、
誰かさんが怪我してたり、誰かさんが一人で突っ込んでったり、なんだかしてたりばっかりで、
まともに4機揃った事はほとんど無いですよね。
だいたい揃ってもみんな行動バラバラです。
まあ、宇宙では大気中と違って後ろ向いて攻撃出来るとか有って戦術も変わってくる、
等々、いくらでも都合の良い解釈を作れるんですけど。
でも一番の理由は、
アニメでもドラマでも、
・キャラクター配置,
・性格づけのバランス分担
の基本が“3人”って事だからなんですよね。
同性ばかりの場合…、
主人公と、
二枚目(もしくはお調子者)と、
三枚目(もしくはチビ、もしくはデブ)。
昔からのアニメ等の作劇のセオリーです。
5人物ってジャンルも有りますが、4人は珍しいですよね。
(タブルオーは稀なケースですね。)
という訳で、次回のブログは、
「ガンダムにおける部隊編成の考察(ミリタリーちっくに)」
なんて内容を考えています。
更新にまただいぶ日が開くかもしれませんが、
(9月はちょっと忙しくなりそうなので…)
いつかきっと、そのうちに・・・・・・。
※補記※
本土防衛を担った第3戦闘航空団“JG3”などは、
1944年に第Ⅳ飛行隊“Ⅳ(Sturm)/JG3”が追加編成されました。
Sturm(シュツルム)は“突撃”の事です。
武装を強化して、コクピット周りに防弾鋼鈑を張り巡らして、
(当然機体が重くなるので運動性が犠牲になっている)
連合軍の爆撃機に立ち向かって行く・・・
最悪、体当たりも辞さない覚悟の、
日本の特攻隊に近い性格の部隊だったそうです。
上から「死んでこい」と命令されてる訳では有りませんが…、
強制では無いものの、
暗にそういう心構えを要求されたそうです。
言われました……。
自分の事をブログに書いたりとか、日記みたいなのは苦手なんです。
このブログも今年の2月から存在はしていたのですが、ずーっと無記事でした。
当初は、モビルスーツ研究者であるばうの長年の研究成果(オレオフィシャル)でも、つらつら書こうかな、
と思っていましたが、
たまさか、別なきっかけから“カメラ”の話ばっかり続いていますね。
おかげさまで、どこからどうこのブログを見つけたのか、
カメラ好きの皆さんからペタいただき、
またそこから新しい輪が拡がったりして感謝感謝です。
…と、言いながら、
今回のテーマはカメラでもガンダムでもありません。
期待されてた方(いるのかな?)には、こう、ウラキっちゃって申し訳ございません。(‥‥‥ひょぇー!!!!!)
ばうが以前に、他所様のブログにおじゃましてコメント欄に書いた、ある固有名詞について、友人から質問を受けました。
∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
「Stab/JG26」って?
なぁに??
∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
よぉし!了解!!
今回のブログ内容はそれで行きましょう!
『LUFTWAFFE(ルフトバッフェ)の編成(戦闘機)』について解説!!!!!!!!!!!!!!
~第2次大戦までのドイツ空軍の部隊編成です。
(戦争が嫌いな方とかには、不快かも知れませんね。ばうも戦争は嫌いですが、航空機とかに興味を持つ男の子の矛盾です。こういうの語るの、いつまで経っても好きなんですよね・・・。)
ドイツ空軍の戦闘機部隊の最小単位は、当初は3機編隊でした。
これを“ケッテ”と呼びます。
第2次大戦の前哨戦とも言われる“スペイン内戦”(1936~1939年)にドイツから派遣された“コンドル軍団”は、
名目上は義勇軍としての派遣部隊でしたが、
実質はドイツ軍の選抜軍隊による軍事介入で、
各種新兵器の実験も兼ねて、戦術のノウハウを取得する目的も有りました。
(余談ですが、スペイン内戦には、多くの文学者等が義勇兵としてや後方支援的に参戦しており、ヘミングウェイの「誰が為に鐘は鳴る」や、ピカソ(参戦はしていない)の「ゲルニカ」等の、文学,芸術作品も多く生み出されています。)
この軍団の戦闘機部隊“J/88”には、
本来ならば来たるべきドイツの直接戦争まで秘匿しておくべき最新鋭の戦闘機“メッサーシュミットBf-109”が、
試作段階のV型から、次々に改良されるB型,C型,E型まで惜しみ無く配備されました。
そんな中で、エクスペルテン(エースパイロット)のヴェルナー・メルダース中尉(当時)が、
このBf-109の高速性能を生かして編み出した、とされている最小戦闘単位が、
2機編隊の“ロッテ”戦法です。
ロッテ2個の計4機で“シュバム”を形成して、
状況に応じて4機→2機×2→4機と敵機に対応します。
このシュバムは、後にアメリカなど他国の空軍でも
“フィンガーフォー”という名称で採用して、
21世紀の現在でも、戦闘機の戦術編成の基本になっています。
人の手の親指以外の4指で、
中指を1番機に例えて、
その斜め後方やや上に人差し指、
反対側の斜め後方上に薬指、
さらに斜め後方上に小指、と配置して下さい。
それがフィンガーフォー(シュバム)です。
2機づつに分かれて行動する時は、
中指と人差し指、
薬指と小指
の2組に別れます。
シュバム編隊が3個(ないし4個)集まった部隊が、
“スタッフェル”=中隊です。
さらにスタッフェルが3個集まった部隊が、
“グルッペ”=飛行隊です。
グルッペには他に、4機から成る、
“グルッペンスタブシュバム”=飛行隊司令部小隊が付きます。
さらにさらにグルッペが3個(ないし4個、まれに5個)集まった団隊が、
“ゲシュバーダー”=航空団です。
ゲシュバーダーには他に、4機から成る、
“ゲシュバーダースタブシュバム”=航空団司令部小隊が付きます。
ドイツ語で戦闘機は“イェーガー(狩人)”ですが、
“JG”とは、
“ヤクト(狩り)ゲシュバーダー”で、
戦闘航空団と訳されます。
“NJG”だと、
“ナハトヤークトゲシュバーダー”で、
夜間戦闘航空団です。
他には、単発戦闘機ベースで対地・対艦攻撃機にした機体を使う航空団として、
“SKG(シュネルカンプゲシュバーダー)”=高速爆撃航空団,
“Sch.G(シュラハトゲシュバーダー)”=襲撃航空団,
などが有りました。
また、“ユンカースJu-87”を主力とする、
“St.G(スツーカゲシュバーダー”=急降下爆撃航空団
というカテゴリがあり、その名の通り急降下爆撃を任務としていたのですが、
戦術の変化などで、対戦車機関砲による地上掃射の任務が増え、
それでは低速のユンカース87では不利だという事で、
戦闘機である“フォッケウルフFw-190”が使用されるようになってきました。
そうなると“SKG”“Sch.G”“St.G”の3つのカテゴリは重なる部分が大きくなり、
1943年末から翌年にかけて、
“SG(シュラハトゲシュバーダー”=襲撃航空団、
として再編されました。
これら航空団,飛行隊,中隊の表記の法則は、以下の通りです。
例えば、西部戦線で活躍した「第26戦闘航空団」だったら、
“JG26”となります。
その司令部小隊が、
“Stab/JG26”です。
以下、飛行隊はローマ数字で、
中隊はアラビア数字で表わされます。
各飛行隊の司令部小隊は、ローマ数字の前に“Stab.”を付けます。
「第26戦闘航空団第Ⅱ飛行隊(Ⅱ/JG26)は、
第Ⅱ飛行隊司令部小隊(Stab.Ⅱ/JG26)と、
第4中隊(4/JG26),
第5中隊(5/JG26),
第6中隊(6/JG26)から成る」
という具合です。
「第26戦闘航空団の例」(配備定数※)
JG26 (計124機)
↓Stab/JG26 (4機)
→Ⅰ/JG26 (計40機)
~↓Stab.Ⅰ/JG26 (4機)
~→1/JG26 (12機)
~→2/JG26 (12機)
~→3/JG26 (12機)
→Ⅱ/JG26 (計40機)
~↓Stab.Ⅱ/JG26 (4機)
~→4/JG26 (12機)
~→5/JG26 (12機)
~→6/JG26 (12機)
→Ⅲ/JG26 (計40機)
~↓Stab.Ⅲ/JG26 (4機)
~→7/JG26 (12機)
~→8/JG26 (12機)
~→9/JG26 (12機)
(矢印“↓”“→”が、指揮系統です)
(“~”は、このブログをご覧になるパソコンや携帯などによっては、スペースだと詰められて表示されるのを防ぐ為に付けています)
※備考※
◆1943年10月以降は、各中隊の定数が16機になり、
航空団総数は160機になります。
◆また、1939~1940年には、
10(N)/JG26(第10夜間戦闘中隊)が追加編成されて、本土の夜間防空任務に就いていました。
◆さらに、1942~1943年には、
10(Jabo)/JG26(第10戦闘爆撃中隊)と、
11/JG26(第11戦闘機中隊)が追加編成されていました。
◇Jabo(ヤーボ)は“戦闘爆撃機”の部隊
(メッサーシュミット109のF-4/B型や、フォッケウルフ190のF型を装備)
である事を表します。
(後に10(Jabo)/JG2などと共に、SKG10(第10高速爆撃航空団)へと再編、さらにSG10他へ再編。)
◇第11戦闘機中隊は、メッサーシュミット109の与圧キャビン付きであるG-1型を装備して、高高度戦闘を任務としていました。
戦闘機の各飛行隊・中隊は、機体側面のマーキングでだいたい見分けられます。
バルカンクロイツ(十字マーク)の前側には、機体番号の数字(もしくは司令機を表す矢印のようなマーク)が有りますが、
後側には“横棒”“縦棒”“波線”などのマークが有ります。
第Ⅰ飛行隊=マーク無し
第Ⅱ飛行隊=横棒
第Ⅲ飛行隊=波線または縦棒
第Ⅳ飛行隊=丸印または十字
さらに、
前側の数字とそのマークの色で、
第1,4,7,10中隊=白
第2,5,8,11中隊=黒または赤
第3,6,9,12中隊=黄
となっています。
横棒で黒だったら第5中隊という具合です。
これは、当時の黒白で写した写真でも判読出来ます。
(黄色は、うっすらとグレーに写りますから。しかしさすがに、赤か黒か?は判らない場合も有ります。)
合理的なドイツ人らしさを感じるシステムですね。
もちろん、このマーキングの決まりは、守られていない場合や、イレギュラーもかなり有ります。
青や緑も存在するようです。
さて、前回まで以上にマニアックな話でついて来れましたでしょうか?
ここで、先ほどのロッテ編隊,シュバム編隊という戦術編成に話を戻します。
ていうか、無理矢理ガンダムばなしに持って行きます!
ガンダム等の戦争物ロボットアニメって、
だいたい3機編成(ケッテ)ですよね。
「モビルスーツは陸戦兵器だから…」という御意見も有るかもしれませんが、
宇宙でドッグファイトするには、4機編成の方が良いんじゃないかなと考えた事が有ります。
もっと航空機の要素が高いマクロスでさえも、
ファーストでは、スカルリーダーは大隊長なので、
バーミリオン小隊としては3機です。
フロンティアでは、SMS小隊は一応4機ですが、
誰かさんが怪我してたり、誰かさんが一人で突っ込んでったり、なんだかしてたりばっかりで、
まともに4機揃った事はほとんど無いですよね。
だいたい揃ってもみんな行動バラバラです。
まあ、宇宙では大気中と違って後ろ向いて攻撃出来るとか有って戦術も変わってくる、
等々、いくらでも都合の良い解釈を作れるんですけど。
でも一番の理由は、
アニメでもドラマでも、
・キャラクター配置,
・性格づけのバランス分担
の基本が“3人”って事だからなんですよね。
同性ばかりの場合…、
主人公と、
二枚目(もしくはお調子者)と、
三枚目(もしくはチビ、もしくはデブ)。
昔からのアニメ等の作劇のセオリーです。
5人物ってジャンルも有りますが、4人は珍しいですよね。
(タブルオーは稀なケースですね。)
という訳で、次回のブログは、
「ガンダムにおける部隊編成の考察(ミリタリーちっくに)」
なんて内容を考えています。
更新にまただいぶ日が開くかもしれませんが、
(9月はちょっと忙しくなりそうなので…)
いつかきっと、そのうちに・・・・・・。
※補記※
本土防衛を担った第3戦闘航空団“JG3”などは、
1944年に第Ⅳ飛行隊“Ⅳ(Sturm)/JG3”が追加編成されました。
Sturm(シュツルム)は“突撃”の事です。
武装を強化して、コクピット周りに防弾鋼鈑を張り巡らして、
(当然機体が重くなるので運動性が犠牲になっている)
連合軍の爆撃機に立ち向かって行く・・・
最悪、体当たりも辞さない覚悟の、
日本の特攻隊に近い性格の部隊だったそうです。
上から「死んでこい」と命令されてる訳では有りませんが…、
強制では無いものの、
暗にそういう心構えを要求されたそうです。
押井守)