三沢光晴が試合中にバックドロップを受けた直後に意識を失い、そのまま死亡した。
俺はプロレスを観る人間でもないしさして興味もないが、それでもこのニュースには更新もさぼりがちなブログを更新して書きとどめようと言う気が起こる程度には衝撃を受けた。
プロレスファンではない俺でも三沢が2代目タイガーマスクであったことも、エルボーが得意技であることも、ノアという団体の代表であることも知っている。馬場や猪木のような知名度はないかもしれないが、ある意味現在のいわゆる王道的プロレスの象徴的存在ともいえる男だったと思っている。
橋本真也も亡くなったし、やはりプロレスというのは過酷なスポーツなのだな。
バックドロップを受けた直後に意識を失い、すぐに心肺停止に至ったとすると原因はなんだろう。
突然死を起こす病気というのは意外と多くない。原因は頭頸部か心臓のどちらかだ。頭に衝撃をうけたことがtriggerとなったとすると頭頸部の疾患が原因と考えるのが普通だろう。外傷性SAH(クモ膜下出血)か急性硬膜下血腫か。頚椎損傷もありうるが、プロレスラーは僧帽筋をすごく鍛えているから一気に死亡してしまうほどの損傷は起こしにくい気がするが・・・。
ああいう場に出くわしたら、自分ならどうするだろうかも考えてしまう。
心肺停止状態ならCPR(心肺蘇生法)をやるしかないのだが。
あの場で観客として居合わせたら、心肺蘇生の様子を見ていられないかもしれない。
AEDをつないでショックをかけても戻らない場合、蘇生の可能性はかなり薄い。
三沢コールが起きていたが、観客がみなAEDでは救命できないPEAやasystoleの救命率を知っていたらコールを起こす気になっただろうか。
医師だという観客の男性が心肺蘇生をしていたようだが、いったいどういう心境だったのだろう。
