「CB感。REBORN」(東本昌平)8巻で完結。
バイクをモチーフとしたSF漫画。
2度の大戦によって環境破壊が進んだ地球では、政府によって自然環境を取り戻すために超管理化された社会が作られていた。そしてそこでは「バイク」に乗ること自体が違法とされていた。主人公のジュンはそんななか非合法にバイクを乗り回す「バイクテロ」集団と係わり合いになっていく・・・。
そんな内容なんだけど・・・はっきり言ってちょっとこけちゃったかな、バイクだけに。(上手くない)
なんかね、バイクに乗ることが違法な社会で、バイクに乗ることによって「管理されない」という気持ちを表していく、言い換えれば「バイクに乗るのは自分は縛られない、と宣言することである。」という東本昌平が「キリン」の中でも提示してきたテーマをより具体的に扱った漫画なんだけど、話自体があんまり面白くない。
「バイク」と「反体制的精神」とが漫画の中で上手くかみ合わなかったのが失敗の要因だと思う。
これは読んでもらわないとわからないんだけど、別に政府にバイクで突っ込んでいくわけでもなく、見つからない程度にこそこそバイクに乗っているだけだからねー。
やっていることがそこらへんの高校生と変わらない。
つーか、バイクに乗ることに政府をひっくり返すだけのエネルギーや方向性(ベクトル)を感じなかったのがまずいのかな。それと、東本氏は短編は得意だけど長編のストーリーを面白く読ませるのはヘタだと思う。この作品も設定をぶち上げておいて、よくわからんまま終わってしまい、はっきりいって肩透かしを食らった感じだ。
あんまり面白くないけど、興味ある人は読んでみてね。(投げやり)
でてくるオリジナルバイクのデザインはカッコいいです。
参考リンク
CB感CG資料1乗り物編 CB感にでてくるバイクのCG カッコいいよ
『CB感REBORN 008』 gekka blog
