「いわゆるハードロック」この言葉がこれほどしっくりくるバンドが、いまだかつてあっただろうか!
21世紀に生まれた奇跡!!THE ANSWER 「Rise」
今日から数回にわたって、「妹から借りた(というか焼いてもらった)CDシリーズ」というなんだか締まらないタイトルの記事をお送りしていこうと思う。まあネタ切れしていたから調度よい。
さて第1弾は「THE ANSWER」。昨年デビューして話題になっているハードロックバンドだ。
売り文句は誰が言い出したか、「現代に蘇った70’sハード・ロック」。BURN!誌あたりで結構高評価だったらしいが、まるでチェックしてないので全然知らなかった。
さて聴いてみての感想。
ハードロック、いわゆるハードロック。超オーソドックス。「70年代HR」と言われているらしいが、確かに80年代っぽさや今っぽさもないが、70年代っぽくもないぞ。特徴がまるでないのが特徴というべきか。
あえていえばブルース・ロックを基調としていて、あまりメロディアスなところはないが、そこがまた正統派ハードロックっぽくある。ハードな1、3曲目、シングルカットの2曲目、バラードの4曲目という構成からしてオーソドックス。5曲目にブルース・ナンバーがきているが、これがまたコテコテのブルースロック。その後も最後までハードロックの王道といった作りだ。
あまりに王道すぎて逆に感動した。(屈折している)
つーか、可もなく不可もなくって感じだけど、クソなもんひいたって感じはないし、歌もうまいし演奏もヘビーかつシンプルでいいし、曲も悪くないんだけど、どっかで聴いたような感じだし、目新しさはまるでないし・・・
まあ「いわゆるハードロック」です。
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