「レコンポーザ for Windows」は1990年代にカモンミュージック社から発売されたシーケンスソフトウェアです。
対応OSはWindows。MS-DOS版のレコンポーザがWindows版として初めて登場したのは確かMS-Windows 3.1の頃だったと思います。「レコンポーザ for Windows 1.0」から1.2へバージョンアップした後で、大ヒットを記録した「Microsoft Windows 95」が発売されたと記憶しています。
そして「レコンポーザ for Windows95」が発売され、Release2、Release3とバージョンアップしていきました。
さらに「Ortina for Macintosh」というMac版レコンポーザが発売されました。職場の先輩が買っていましたし需要はあったと思うのですが続きませんでした。レコンポーザではなく”オルティナ”という名前にした理由はなんだったんでしょう。
レコンポーザシリーズにはPC/AT互換機版の「レコンポーザAT/Ver2.5Gold」もありましたが、「Microsoft Windows 98」に対応した「レコンポーザ for Windows98 Light」がシリーズ最後でした。
「MS-Windows 3.1」の頃にWindows版として登場した「レコンポーザ for Windows 1.0」から最後の「レコンポーザ for Windows98 Light」まで、個人的にはあまり大きな変化は感じられなかったのが残念でした。
Windows版として登場した時はトラック数の多さやWindowsとしての使い勝手など期待したのですが、正直使いやすいとは思えませんでした。メリットを感じる事ができなかったので、いつまでもMS-DOS版を使い続けていました。
Windows版になっても現代のDAWの主流のアレンジウインドウのレイアウトは採用されず、かといってMS-DOS版の使い勝手やレスポンスは損なってしまったWindows版レコンポーザ。どう進化してくれるのか期待していましたが、開発がストップしてしまったのは本当に残念でした。
Windows版のバージョンアップはもう望めませんが、エミュレーターでPC98のMS-DOSの環境をそのままWindows上で再現されている方もいらっしゃるようです。
自分のWindows10の環境でもPC98から抜き出したディスクイメージでレコンポーザを起動する事ができます。PC98のMPUMIDIインターフェイスも再現されています。ソフトウェアシンセに仮想MIDIケーブルで繋いで発音させる事もできたりして、実際に制作までされている方もいるようですね。
Windows95もMacOS8もエミュレーターでWindows10上で起動する事ができます。
これらは懐かしむ程度ではありますが、MS-DOS版のレコンポーザももっと使いやすくなりそうです。MIDIの信号もMPUやRS-232Cなど進化して、本格的に打ち込めるようになるのかもしれません。
現代には優れたDAWはたくさんあります。レコンポーザを使い込んだ仕事仲間は、みんな別のシーケンスソフトやDAWに移行していきました。慣れ親しんだ環境を変えるのは大変ですが、移行しなければ最新の豊富で便利な機能も使えませんね。
新しい環境も大切にしつつ拘りも持ちながら、新旧それぞれの良さをミックスして良い音楽を創作できる事が1番ですね![]()




