『Proteus 2000』は1998年に発売されたE-MUの音源モジュールです。従来のProteusシリーズより、はるかにハイスペックな音源モジュールに当時憧れました。

発音数は128もあって32チャンネルマルチティンバー。更に音源を追加拡張できる仕様になっていて、追加音色の基盤を内部のスロットに4枚も刺せるようになっていたのです。

 

1Uラックマウントサイズでありながら1994年に発売された『Roland JV-1080』のような、音色を追加拡張してオールジャンルに対応できるE-MU最高峰音源モジュールといった印象でした。

古い年代の音源モジュールでは、発音やテンポの乱れは悩みの種でした。

 

MIDIデータ作成ではノート情報を間引いたりする事もあって、音楽には特にテンポの乱れは死活問題なので新しい音源ほど信頼できました。

ただ『Proteus 2000』には『Ultra Proteus』から引き継いでほしかった個人的に好みの音色が圧倒的に少なかったです。

 

既に火事で失ってしまいましたが、個人的には『Proteus 2000』の高性能を活かせませんでした。「プリセットサンプラー」や「プレイバックサンプラー」としてリアルな生楽器がもっと収録されていると嬉しかったです。

『Proteus 1000』と『Proteus 2000』には『prodatum』というフリーソフトのエディターがあります。

 

『Proteus 2000』を使いこなせなかった自分には救世主だったかもしれません。

2008年に発表された『Proteus X』のフリー版『Proteus VX』というソフトウェアシンセがあります。

 

これはE-MUが無償公開した、スタンドアロンでもVSTプラグインとしても機能するWindows版ソフトウェアです。

『Proteus 2000』を再現したソフトウェアシンセが無料でしたので驚きでしたが、32bitなので令和の現在では使われていなさそうです。

 

64bit環境では『Emulator X3』で音色ライブラリを読み込んでいます。

『Ultra Proteus』が壊れてしまった時は非常に残念でした。E-MUのProteusシリーズは自分にとって大切な存在でした。ソフトウェアシンセとして『Proteus 2000』の音色を使い続けていけたらと思いますキラキラ